
パテックフィリップでも購入制限が!
なんとですね、ロレックスに続いて、パテックフィリップもまた腕時計の購入制限を行うそうなんです。
2019年にロレックスは身分証明書などの提示を義務化したわけですが、パテックフィリップもまた、同一モデルの購入を制限する措置を講じたそうです。
目的はなんなのかというと、そう、転売が横行しているからです。
ロレックスやパテックフィリップ、そしてオーデマピゲの価格が異様に高騰しているのは、転売がはびこっているからというのもあるのですが、それ故に、これらの腕時計の価格は土用の丑の日のようになっているんですね。
世界中でラグジュアリースポーツなどの腕時計が高額になっています。 このブログでも何度も紹介していますが、ラグジ …
こちらでも紹介しているのですが、これらのメインのモデルである、デイトナ、ノーチラス、そしてロイヤルオークが同じような価格の推移を見せているので、そこにはなにか人工的なものが作用していると考えられます。
最近はコロナウイルスの影響で、日本中のお店からマスクが消えています。
入荷しても入荷してもすぐに売り切れてしまうわけですが、転売ヤーたちがメルカリやヤフオクなどのフリマ/オークションアプリで高額でマスクを転売しています。
ロレックスやパテックフィリップ、オーデマピゲの腕時計が高額になるのはそれと同じ仕組みなんですね。
パテックフィリップの購入制限に関してなんですが、ノーチラスとアクアノートに関しての制限だそうです。
つまり、一人1本しか買えないという制限なんだそうですが、”1本”を同じリファレンスモデルと数えるのか、5711/1Aなら5711全体で数えるのか、などは不明ですが、ロレックス流に言えば、色やブレスなどは関係なく、5711なら5711シリーズ全体という単位での限定なんじゃないかなと予想しています。
さて、そうなると、今度は身分証明書などの提示が求められるようになるのかもしれません。
これもあくまで予想ですが、本人確認しないと以前購入したかどうかがわかりませんからね。
まあこの辺りはもう少しすれば、正確な情報がアナウンスされると思いますが、パテックフィリップの価格が高騰しそうですよね。
一人で購入出来る価格が減ってしまうため、新品の流通量が減少することが予想されます。
これ以上数が減るとパテックフィリップの腕時計がインフレを起こしてしまいそうだ笑
特に5711はありえない価格になるでしょうね。
転売がなくなったとしても、購入制限が設けられ、流通量が減ったら価格の上昇は避けられないんじゃないでしょうか。
人気過ぎて新規予約もストップ
それくらい大人気のパテックフィリップですが、あまりにも人気すぎて、新規予約もストップをかけられている始末。
これはしょうがないことなんでしょうが、ノーチラスの大人気モデルなんかは、納品まで何年も待たないといけないみたいです。
つまり、数年前に予約しておいたノーチラスが納品される頃には、儲けが出ているということになります。
さて、先日お話ししたオーデマピゲのロイヤルオーク、1402ST系の特にブルーダイヤルのモデルの価格が高騰してい …
ここ最近ロレックスの腕時計の相場を見てきましたが、どのモデルもだいたい同じような価格の推移を見せています。 こ …
こちらでも書いているのですが、凄い値上がりをしているんですよね。
ノーチラスを持っていると一資産持っている感じでしょうか。
寝かせるだけで、かなり価格が高騰していますからね。
これからもノーチラスの価格は変動しながら投資対象としても購入されることでしょう。
購入制限がかけられたのも、ノーチラスなどが大きく関係しているでしょうから、このシリーズの価格推移は注視していきたいと思います。
あまりの人気で新規予約ストップで、凄いですよね。
ロレックスの購入制限と比べてどう?
ロレックスの購入制限はどのような措置だったのでしょうか?
ブログはどうも更新しなくちゃ人気がなくなっちゃうようです。 数千記事もあるのに、なぜかこれまで書き溜めた記事が …
こちらの記事でも書いている通り、ロレックスは対象となっているスポロレの腕時計を購入するのに身分証明書の提示を義務化しています。
これも転売に対する措置なのですが、詳しい制限内容は以下の通り。
- コスモグラフ デイトナ(Ref.116500LN)
- サブマリーナー(Ref.114060)
- サブマリーナー デイト(Ref.116610LN、Ref.116610LV)
- シードゥエラー(Ref.126600)
- ディープシー(Ref.126660)
- GMTマスターⅡ(Ref.116710LN、Ref.116710BLNR、Ref.126710BLNR、Ref.126710BLRO)
- エクスプローラー(Ref.214270)
- エクスプローラーⅡ(Ref.216570)
対象となるのはこのモデル。
全て、ステンレス素材のスポーツモデルです。
SS製スポロレのなかでも人気度が極めて高いモデルたちですね。
これらのモデルなんですが、購入には身分証明書の提示が必要で、同じリファレンスモデルは5年間購入できないそうです。
そしてこれらのモデルのどれかを購入すれば、同一リファレンスなら5年間、それ以外でも1年間は購入できないそうです。
なんという展開笑
パテックフィリップもそうですが、ロレックスの転売はすごいみたいですからね笑
これまでは、ロレックスなどでは、購入時に保護シールを剥がしたり、ブレスコマを詰めたりして、転売を出来るだけ阻止する試みが行われていたのですが、それだけでは転売を防止することはできませんでした。
なので今回のような手段になったのですが、しょうがないですよね。
保証書に関してはまだロレックスは優しいと言えるでしょう。
パテックフィリップは保証書に関してはとても厳しく、購入時に保証書が付いていません。
請求しないと保証書は発行してくれないそうなのですが、保証書に書かれている名前が消されたりしていると、それが無効になるくらい厳しいものなんですね。
それくらいの措置を講じていると、転売防止に役立つことでしょう。
まとめ
まとめると、とうとうここまで来たかという感じです。
腕時計を購入するのに、身分証明書などが必要となるなんて。
車は確かにそういう感じで、免許証の提示はもちろんですが、使用者や所有者を記録しなければいけません。
腕時計も高級品に限ってはそんな風になりつつあるのでしょうか。
ロレックス、パテックフィリップにつづいて、オーデマピゲがそんなふうになりそうな気がします。
そうなると、ヴァシュロンコンスタンタンがきて、ブレゲやオメガが来てウブロが来て、、ってな感じで広がっていくのかなと。
まあ、わかりませんが、そうなると非常に厄介。
というわけで、パテックフィリップに新たに設けられた購入制限措置でしたが、僕には直接あまり関係ないので良いですが、富裕層の方や転売目的の方には大きな影響があるんじゃないでしょうか?
ではでは。
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