
一生モノの腕時計を選ぶとなると基準となるのは何か?
終身時計を探すとけ活をするとき、基準となる事柄は人それ違うと思いますが、みなさんは生涯時計をどうやって選びますか?
ブランド、金額、デザイン、メンテナンス・修理などなど選ぶ基準は主にこれくらい。
僕は前回これに合致する一生モノの時計について書きましたが、それがこれ。
パテックフィリップ・初代カラトラバ、Ref.96『クンロク』へのオマージュ作品 Ref.5196は一生時計にいかが?
読んでくださった人はありがとうございますw
パテックフィリップのカラトラバという同社のドレスウォッチの中でも初代のモデルをイメージして作られたシリーズ内でも一番人気のモデルがこの5196なんですが、それとライバルともなりうるカラトラバが存在します。
デザインが少々違うだけで、ムーブメントは同じで、サイズもほぼ同じ。
カラトラバで一番人気なのが5196なんですが、中には5196の方が良いという人も結構多いと思います。
カラトラバ 18Kレッドゴールド Ref.5119R-001
カラトラバ 18Kイエローゴールド Ref.5119J-001
カラトラバ 18Kホワイトゴールド Ref.5119G-001
こういうやつなんですが、見てお分かりのように5196よりも少しクセのあるデザインになっています。
5196がプレーンデザインであったのに対し、5119系はとても特徴あるディテールが備わっています。
まず、一番に来るのがクルドパリのベゼル。
こういう感じの模様をクルドパリというそうだ。
意味はパリの石畳で、敷き詰められたような立体的な模様がベゼルに採用されている点ですごく印象深い1本になっています。
それに合わせられるインデックスは当然のごとくローマンインデックス。
小さくも大きくもないローマ数字のインデックスは存在感がわりとあります。
クルドパリのような大人の装飾がしてあるケースには大人のインデックス、ローマンがやはり良く似合う。
ケースから垂直に伸びるラグも古典的でデザインの詳細部分が完璧に調和がとれています。
この5119シリーズの大きさは36ミリと、1ミリだけ5196より小さい。
厚みも7.43と、0.25ミリほど5196より薄いんですね。
ムーブメントはCal.215 PSを共有していますから、パワーリザーブは40時間で、手巻き。
価格帯もほぼ同じ。
好みの問題ですが、5196と比べてもかなりいいライバルになりそう。
ちびまる子ちゃんで言えば大野君と杉山君の関係なんじゃないかなと。
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