
2017年にもっとも反響が大きかった時計はどこのどのモデルだと思いますか?
僕はロレックスのデイトナやっぱり一番かなと思っていましたが、実はそうじゃないみたい。
もちろんランクインしてはいるんですが、1位に選ばれたモデルはなんと、日本限定のクロノマット。
ブライトリングのモデルですね。
第1位. ブライトリング クロノマット JSP Ref.A001B70PA
ご存知、こういうがっしりしたマッシブな感じの1本なんですが、ライダータブが復活したことでも話題になったモデルで、ブライトリングファンは結構懐かしかったんじゃないでしょうか。
なにせこのベゼルにあるライダータブが復活したのは8年ぶりですが、もとをたどれば1984年に初登場しており、それ以外にもバーインデックスの両サイドの夜光塗料なども過去の作品の意匠を受け継いでいます。
2017年には復活作品みたいなのが多かったわけですが、ブライトリングのクロノマットもその一例。
パイロットが手袋をしていても操作がしやすいようにとつけられたライダータブがそのまま人気の仕様となり、現在のブライトリングの代名詞ともなっています。
こういった感じで、機能が人気の理由になったりすることはかなり多いわけです。
というわけで、意外に人気が高かったクロノマット。
日本限定というのも人気が高かった理由なんじゃないでしょうか。
第2位. ゼニス デファイ エルプリメロ21 Ref.95.9001.9004/01.R582
チタン製のデファイです。
デファイらしくないスタイルのデファイで、新たなエルプリメロを載せた新世代のクロノグラフで、チタンで作られているところがまたいい。
このタイプのデファイはどんな素材を使用していも男らしく、かっこ良く完成すると思われます。
スタイルが今風のラグなしな感じで、とてもスムースなラインをしているのでよりスポーティに見えます。
実際1/100秒を計測できるすごいムーブメントを載せています。
というわけで、これは僕のおすすめでもあります。
第3位. オメガ スピードマスター 1957 トリロジー 60周年リミテッドエディション Ref.311.10.39.30.01.001
そして3位に入っているのはオメガのスピードマスターの復刻版。
1957年はオメガにとってとても大きな年で、スピードマスター、レイルマスター、シーマスター300の3種類が発表された年で、その60周年を祝って2017年は3作復刻版が登場しましたが、やはり一番人気が高かったのがスピードマスターの復刻。
初代のRef.CK2915をデジタルスキャンして、かなり初代モデルに近い形で復刻させたモデル。
ムーブメントなどは現代の手巻きムーブメントを使用していますが、載せられているCal.1861は当時の手巻きの後継機。
レマニアがベースのやつで、スピードマスタープロフェッショナルにもはいっているやつです。
ブレスレットの形状も、真ん中のコマが幅広になっていて、それも当時のスタイルを継承しています。
というわけで、総合的に反響が多かったモデルのトップ3はすべてクロノグラフでしたが、男性はやはりクロノグラフに弱いみたいです。