
2017年も腕時計がやはり熱かった。
その年の熱気は次の年に新作モデルがジュネーブサロンやバーゼルワールドで発表されてから、あの時はああだったなどと思いを巡らすものです。
新たな作品が冬から春に登場するまではまだまだ気が抜けない状態。
比較ムードに入っているので、年終わりから春先まで時計関係者はバタバタしている人が多いんじゃないでしょうか?
その年が終わると今度は人気度やいろいろなデータの集計に追われる人もいると思いますが、そこで発表される人気の時計ランキングもまた僕たちユーザーは楽しみにしています。
クロノグラフやダイバーズウォッチについては先日、人気ランキングをお伝えしましたが、今日は僕の好きなドレスウォッチ系のランキングについて。
第1位. IWC ポルトギーゼ オートマティック Ref.IW500703
来ました、IWC。
インターナショナルウォッチカンパニーのIWC。
このブランドはドレスウォッチを語るなら絶対に外せないメーカーです。
僕の大好きなIWCが世間に認められた感じで自分事のようにうれしいのはなぜでしょうw
というわけで、クロノグラフじゃないポルトギーゼ。
かなりシンプルです。
横に並んだ2つのインダイヤルと6時位置にあるデイトが特徴的なノンクロノグラフですが、これが結構すごかったりします。
9時位置にあるのはスモールセコンド、3時位置にあるのがパワーリザーブインジケーター。
そう、7日間も動き続けます。
ペラトン巻き上げ機構で巻きげ効率も上がった自社製ムーブメントCal.52010を載せたモデルで、香箱は2つもついています。
トルクを一定に保ち、精度も保てるようになることで、信頼性があるのがこのムーブメントの強み。
IWCらしいシャープなデザインでまとめられた良い腕時計です。
第2位. A.ランゲ&ゾーネ ランゲ1 デイマティック Ref.320.028
そして2位はランゲ&ゾーネのランゲ1。
オフセンターになった時刻表示部分が特徴的なシリーズですが、大きなデイトカレンダーやスモールセコンドに加え、曜日表示が付いているのがこのモデル。
行きつく先がランゲ&ゾーネという人も多く、大人の男性が好むシンプルで伝統あるドイツらしい腕時計の1シリーズであるのがランゲ1。
ホワイトゴールド製なのでかなり高額ですが、一生モノの時計としても申し分ない1本ではあります。
完成された究極の実用時計の一つとしても名高いランゲ&ゾーネは買って損することはないでしょう。
僕はこのモデルがランキングの中で一番好きかな。
第3位. ジャガールクルト レベルソ トリビュート ムーン Ref.Q3958420
3本目はジャガールクルトのレベルソ。
このレベルソというやつはどこにいっても人気です。
男性からも女性からも愛されるレベルソは四角い時計で唯一ドレスウォッチランキングに入るほどの破壊力を持ったイケメンです。
ポロをプレイするイギリス人将校のために作られたのが起源であるレベルソは裏返して時計を守る仕組みでしたが、このモデルは第2時間が読み取れるGMT機能がついています。
裏面に。
つまり両面が時計になっていて、1本で2つの顔を楽しめるお得なモデル。
迷っている時に裏面にも時計があると知ったら即買っちゃいそうなくらいうれしい仕様。
というわけで、ドレスウォッチのトップ3でしたが、僕はどちらかというと2位と3位の方が1位のモデルより好きw
IWCは好きなんですが、このランキングでは他の2モデルがおすすめですw
しかし、なかなかフェアなランキングだと感じました、今回のドレスウォッチランキングは。
ドレスウォッチを好む人は割と高額なモデルが好きな人が多いようで、スポーツ系を好む人とは逆の結果になっているのもなかなかうなずけます。
余裕がある人はランゲに行ってもいいんじゃないでしょうかね。
最高のブランドですから。