
手の届くラグジュアリーと聞いて真っ先に思い浮かぶのがフレデリックコンスタント。
ブランドコンセプト自体がそういう感じなので、手の届く高級腕時計というとフレデリックコンスタントしかありません。
このブランドは実はまだ新しく、1988年に創業された若い時計メーカーです。
1700年代に始まったジラールペルゴ同様、夫婦で営まれる企業で、愛の力は素晴らしいものだw
いやいや、冗談ではなく、このハートビートと呼ばれる文字盤の小窓から覗けるテンプの動きはフレデリックコンスタントの愛の力が生み出した仕様なのです。
今ではトゥールビヨンは見せるものだし、ゼニスのオープンハートや、そのた文字盤のシースルー化、ムーブメント自体のシースルー化などなどかなり進化していますが、見えるテンプはフレデリックコンスタントが始まりなのです。
そんな文字盤を切り抜こうというアイディアはおそらくフレデリックコンスタントの前身が2018年現CEOのピーター・スタース氏の曽祖父が1904年に始めた文字盤会社によるものだと思います。
クラシック カレ オートマチック ハートビート Ref.FC-310MC4S36
クラシック カレ オートマチック ハートビート Ref.FC-310MC4S34
33.3mm x 30.4mmの小ぶりなケースは知性を感じさせる大きさ。
小ぶりな腕時計はよりエレガンスを感じさせます。
ブレゲ針、ギョーシエダイヤル、スクエアケースはとてもゴージャスです。
ローマン数字も大人の印象を与える重要な役目をはたしています。
忘れてはいけないのがオニオンリューズ。
なんというか、すべてが計算された感じ。
ハートビート仕様に丸形ではないケースが採用されたモデルで、ハートビートがスクエアウォッチでも楽しめるようになりました。
これら両モデルとも定価20万円前後なので、販売価格は20万円を切っています。
機械式でこのデザイン、そしてスイス製であることが信じられないんですが、フレデリックコンスタントのスローガンが『手の届くラグジュアリー』ということから実現したダンディな男性のみならず、そのサイズ感から女性へもお勧めできるシリーズです。
クラシック カレ オートマチック ハートビート Ref.FC-310MB4S34
クラシック カレ オートマチック ハートビート Ref.FC-310MN4S34
クラシック カレ オートマチック ハートビート Ref.FC-310MDR4S36
クラシック カレ オートマチック ハートビート Ref.FC-310MG4S36
これら4モデルは新しカレに追加投入された日本限定モデル。
日本は機械式時計にとってもすばらしいマーケットですから、スイス各社日本限定モデルをよく発表しています。
というわけで、フレデリックコンスタントの新作スクエアウォッチは自社が生み出したハートビートを載せたモデル。
価格以上のラグジュアリティを感じることが出来る大人の腕時計なのです。