
最近腕時計界は個人とコラボしたモデルが増えています。
例えばそういったモデルが一番多いのがご存知ウブロ。
ウブロは個人のプロスポーツ選手と本当に数多くの腕時計を出しており、アンバサダーに就任した選手などのモデルは毎年のように新モデルが追加されています。
日本では田中将大選手のモデルが有名だし、サッカーの香川選手のモデルも人気です。
戦略的販売がうまいのがウブロで、各国の有名スポーツ選手とコラボしているため、その国の時計ファンやそのスポーツ選手ファンはウブロに注目しますからね。
ということなんですが、ウブロがスポーツ選手とコラボすることは日常茶飯事なんですが、ブライトリングがそういったモデルを出すことは珍しい。
なんですが、ブライトリングが日本人とコラボしたモデルが近年発売されています。
これにゃあすこし驚きました。
ブライトリング コルト スカイレーサー TEAM YOSHI MUROYA Ref.X720B31YPX
このモデル。
ブライトリングといえば航空時計のパイオニアで、数々の名パイロットウォッチを世に生み出している航空時計のプロです。
1933年には現在のような2つのクロノグラフプッシャーを、1969年には世界初の自動巻きクロノグラフムーブメントを生み出した計測に関してのプロで、日本にもかなりたくさんのファンが存在しているのがこのブランド。
知名度は半端なく高い。
そんなブライトリングが日本人のパイロット、室屋義秀さんとコラボしたモデルがこの1本。
室屋さんはエアレースのパイロットで、2009年からレッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップに参加していて、2017年には年間総合優勝を果たした名パイロット。
レッドブル・エアレースにはアジア人として初めて参加し、今回のような偉業を果たしたわけですが、それを記念したモデルがブライトリングがから発表されました。
これは名誉だ。
この黒いコルトは見た目は重そうなんですが、実はめちゃくちゃ軽い。
45ミリという大きさなんですが、ケース素材にブライトライトと呼ばれるブライトリングの新素材を使用しているので、持ってみるとその軽さに驚かれると思います。
ポリマーとカーボンファイバーを混ぜた合成素材で、プラスチック系カーボン素材という軽くて強度が高いものが使われています。
金属製の素材ではないので、金属アレルギーにも最適だと話題になっています。
文字盤の9時位置にある『義』の文字が非常にかっこいい。
個人的には源義経を連想させるわけですが、エアレースで軽快に飛行する様はまさに空の牛若丸。
義の文字、軽い時計、闇夜を思わせる黒、どれをとっても義経公をイメージさせるいい腕時計だ。
中のムーブメントはCal.74と呼ばれるクオーツタイプなので、価格も非常に軽快。
ブライトリングの最新技術とクオーツが組み合わさった今モデルの定価は27万円ほど。
これ以下の価格で販売されるでしょうから、かなりお得です。
日本限定150本とう少なさもうれしい。
すごいw