
最近は機械式時計ブームからか、オーデマピゲのロイヤルオークやジラールペルゴのロレアート、パテックフィリップのノーチラスの存在が知られてくるようになってきました。
8角形の腕時計の良さにもみんな気付き始め、ロイヤルオークの腕時計などは何とも言えない雰囲気を醸し出しているのでそれにやられる人も最近は多いです。
8角形の時計と聞いて最初はあまりいいイメージは持ちませんがその辺をうまくまとめているのがジェラルドジェンタ氏です。
最強の時計デザイナーの一人ですね。
そして、2017年はパネライが12角形のラジオミールを発表しました。
1930年代頃の復刻で、当時あった12角形を21世紀によみがえらせた見事なデザインは僕のお気に入りの一つになっています。
こういうモデルなんですが、47ミリで迫力もあるし、パネライらしさが現代と当時の両方で実現した1本。
さて、今日はお話ししたかったのはパネライではなく、ウブロの12角形モデル。
アエロフュージョン クロノグラフ オーリンスキー チタニウム 45mm Ref.525.NX.0170.RX.ORL18
このモデル。
モダンアートのアーティスト、フランス生まれのリチャード・オーリンスキーとウブロがコラボしたモデルがこれ。
12角形のベゼルが特徴的で、ニンテンドー64のポリゴンを思わせるようなケースです。
パネライの12角形は上部が辺ですが、このモデルの12角形は上部が点になっているのでシャープで鋭い印象を与える感じになっています。
ベゼルのみならず、ケースやラグ部分でもポリゴン加工してあるので、腕時計がすごく角ばって見えます。
実際角ばっていますがw
このモデルは45ミリのチタニウムケースのモデルで、定価は189万円ほど。
アエロフュージョン クロノグラフ オーリンスキー ブルーセラミック 45mm Ref.525.EX.0179.RX.ORL18
そして今度はブルーセラミックのエディション。
ポリッシュ加工され表面が滑らかになっているチタニウムモデルとは違い、こっちのセラミックモデルはマイクロブラスト加工がされた表面がざらざらした青いセラミックのモデルです。
より手が込んでいるのか、こちらのモデルは定価200万円ほど。
少し高めなんですね。
どちらもブラックスムースラバーを使用したストラップで、ウブロらしい面白い高級時計に仕上げてあります。
どちらのモデルも世界限定200本しか販売されないモデルですが、それにしても青いモデルは確かにかなり気になる。
僕も変で、存在感のある腕時計が結構好きなほうですから、こういうのは目移りしますよね、やっぱり。
ウブロらしいいい作品です。