
2012年に誕生したブルガリのオクト。
オクトパスが8本足であることをイメージすればわかりやすいと思いますが、オクトはみなさんもご存知、8を意味します。
8角形の腕時計としての知名度も高いブルガリのオクトから新たなモデル、オクト ローマが2017年に誕生したのは記憶に新しいところです。
そんなブルガリのオクトローマが2017年に誕生しただけで、これで終わりというわけは絶対にありえません。
そんな予想通り、2018年のブルガリもやはりオクトローマの人気を表すかのように、新たなバリエーションを発表してきました。
僕はこれまでに、スイスのいろいろな時計メーカーが最近、青を多用したモデルを出していて、とても高貴な色合いが素晴らしいと何度もお話ししていたんですが、ブルガリもまた青いモデルが人々を魅了することを知っているようです。
ブルガリ オクト ローマ ブルーダイヤル Ref.102856
ということでこれ。
うーむ、このモデル、たまらない人がいるんじゃないでしょうか。
いや、いますね、たくさん。
ジェラルドジェンタ仕込みの8角形ケースがすごく大人っぽいんですが、高貴なブルーダイヤルとまざり、極上のステンレス時計として完成しています。
文字通り完成したモデルですね、これは。
青い文字盤を使用しただけで、こうも高貴な腕時計になるとはやっぱりすごい。
2018年はパネライのルミノールでもそうだったし、2016年にはロレックスも綺麗なデイトジャストを青文字盤で発表しています。
なんで青い文字盤はこうも綺麗なんでしょうかね。
ブルガリ オクト ローマ グレーダイヤル Ref.102855
グレーダイヤルもブルーダイヤルが流行る前に大人気となった文字盤で、今でも根強いファンがいる色でもあります。
同じくパネライとロレックスの話になっちゃうんですが、タバコアッシュグレーやロジウムグレーが話題になったのはみなさんもご存知だと思います。
これもなかなか美しいですが、僕としてはブレスレットタイプが良かったなと。
ブルガリ オクト ローマ 18Kピンクゴールド ブラウンダイヤル Ref.102854
そして2017年にゴールドモデルに採用されたブラウンダイヤルがコンビモデルにも採用されました。
この暗めの色合いが大人っぽい。
コンビですから、上品なんですよね。
派手過ぎず、静かすぎず、ちょうどいい塩梅と言いましょうか。
これらオクトローマ3種類、あらたにバリエーションとして追加されたわけですが、どれも大人っぽくて無難なスタイル。
派手過ぎず、退屈でもない。
とにかく大人っぽいんですよね、良い感じに高級感が出ているし。
薄型ウォッチの神髄であるブルガリの中でも最高の日常時計になるんじゃないかなと思います。
というわけで、2018年もブルガリはいい腕時計を出しているみたいですよ。