
ジラールペルゴと言えば、ロレアートがやはり有名です。
ロレアートが誕生したのは1975年のこと。
スポーツラグジュアリー黎明期に誕生した代表的な1モデル。
ジェラルドジェンタ氏のデザインの特徴をこれでもか、というほど受け継いだしっかりしたデザインが特徴的なシリーズで、装着感にこだわったというラグなしケースは古今東西非常に人気が高く、ラグジュアリースポーツの代名詞的なフィーチャーとしてもとらえられています。
ジェラルドジェンタ氏のデザインとしてはロイヤルオークよりも後発的で似ている点はあるものの、やや柔らかさがデザイン加わった印象を与えています。
そんなロレアートなんですが、2010年代後半からジラールペルゴが注力しているメインのモデルであり、時代を引率するタイプのシリーズがこのシリーズなんですね。
さて、そんなジラールペルゴが生み出すロレアートのクロノグラフに新たなバリエーションが加わり、市場を沸かせています。
ロレアート 42mm クロノグラフ Ref.81020-11-631-BB6A、Ref.81020-11-131-BB6A、Ref.81020-11-131-11A
ロレアート 42mm クロノグラフ Ref.81020-52-432-BB4A
例えばこの42ミリのロレアートクロノグラフなんですが、2018年に登場した新作で、バリエーションが一気に増えたわけです。
ジェラルドジェンタさんの作品の特徴としてはまずブレスレットタイプでも装着感がいいようにと計算されてデザインされた腕時計であるため、ステンレスブレスのものがやはり標準で用意されています。
その他にも最近の流れであるレザーストラップが当然バリエーションとして加わります。
僕はこの手のモデルではステンレスブレスのタイプが好きですが、ジェラルドさんデザインの腕時計はどちらを装着してもかっこいい。
ケースのラインからストラップへ流れるラインが作られていて、違和感がないスタイルが非常に美しい。
ラグジュアリーの感じはこの辺からも感じられるわけです。
42ミリのクロノグラフの文字盤は横目3つの横楕円のインダイヤルがタペストリーのようなクルドパリ装飾の文字盤に配置されたおしゃれーなダイヤルで、クロノグラフのプッシャーの形状の6角形になっていてベゼルの8角形ともポリゴン体である点で調和がとれています。
計算しつくされたデザインで生み出された42ミリのクロノグラフですが、高級感もステータスも申し分ない1本にしあげられています。
というわけで、2018年の新作ロレアートのクロノグラフですが、みなさんはどのモデルがお気に召したでしょうか?