
日本をひいきにする腕時計メーカーがどんどん増えてきました。
日本はアメリカや中国と同じく、機械式時計の非常に良い市場で、ルイヴィトンやその他の人気のファッションブランドの売り上げの非常に多くを日本が占めていることからしても、日本はステータスやファッションを非常に重視する国であることがうかがえます。
ですから、機械式時計メーカーは日本を無視できない状況で、日本限定モデルなどを作るメーカーが増えてきています。
これまではアメリカのボールウォッチ、スイスのブライトリングがそうだとお話ししましたが、ボーム&メルシエもまたそうであるようです。
ボーム&メルシエ ケープランド 日本50周年記念限定モデル Ref.M0A10437
というわけでこういうモデルなんですが、モデル名にある通り、50周年を記念して登場したアニバーサリーモデル。
何が50周年なのかというと、ボーム&メルシエが日本に初めて輸入されたのが1968年のこと。
ちょうど時代がクオーツショックを迎えるころで、ボーム&メルシエにとってはなかなか難しい時期だったんだろうなということが想像できますが、日本に上陸して50年という節目を記念して登場したのがこの日本限定モデルなんですね。
エスケープという言葉から名づけられたというケープランド。
日本ではお馴染みの人気のドレスウォッチで、低価格で買える本格的な機械式時計としても一定の人気を集めています。
このケープランドのクロノグラフには通常はシャープなアラビアインデックスがデザインされているんですが、日本への特別仕様にはバーインデックスをデザインし、サッカー日本代表のテーマからーともなっている青と白を文字盤にデザインした、現代の日本らしい1本にしあげられています。
ワールドカップで日本が魅せたベルギー戦での闘志は感動もので、見ごたえのある試合で日本国民に勇気を与えてくれた日本代表に感謝したくなるような腕時計に仕上げられているんですねw
実際この青い文字盤はそんなサッカー日本代表を思わせるカラーリング。
このモデルのクロノグラフに搭載されているムーブメントはご存知バルジュー7753のクロノグラフムーブメントで、精度とメンテナンス性に一定の評価のある人気のキャリバーです。
ケースサイズ42ミリというサイズも日本人男性に向けた大きさで、やや存在感のある大きさといったところでしょうか。
とうわけで、ボーム&メルシエが放つ日本限定モデルですが、価格帯もが抑えられているのも良い。
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