
最近フランクミュラーがインテリア家具の分野にも手をだしているということを知りました。
手を出しているというとあまり聞こえが良くないかもしれませんが、フランクミュラーのデザインが好きな僕にとってはカップやカーペットなど、フランクミュラーだと一目でわかるスタイルは結構好きなんですが、時計メーカーは時計のみに集中して欲しいというのがやはり多くの時計ファンの願いなんじゃないでしょうか?
例えばベンツが腕時計なども店頭で販売していますが、誰も価値を見出さないのとよく似ていますから、餅は餅屋じゃないですが、家具と時計というのは少々相いれないんじゃないかなと思います。
しかし時計作りはやはり最高で、2018年に発表したヴァンガードもまた素晴らしく素晴らしかった。
ですから、あまりいろいろな事業に手を出して時計の価値が下がるようなことがあってはならないと感じています。
ヴァンガード 7デイズ パワーリザーブ スケルトン ステンレス Ref.V45S6SQTSTG ACBC
image by www.gressive.jp
さて、このモデル、フランクミュラーのトノーが好きな人にはこの良さが画像だけでひしひしと伝わってくると思います。
僕もフランクミュラーの腕時計の良さがここ数年になってやっとわかってきたわけですが、いまでもトノーウォッチの良さにどっぷりハマっています。
大人っぽい腕時計なんですよね、フランクミュラーは。
ビザン数字などを使用していて遊び心があるんですが、それと同時に成熟した大人の腕時計という一面も見せる素晴らしい時計で、それまでにそういった腕時計がありませんでしたから、富裕層を中心に爆発的人気を生み出し、わずか短期間でここまでのステータスを誇る時計メーカーに成長しました。
今回のヴァンガードスケルトンもジラールペルゴのようなブリッジが設けられ、そこに輪列がきれいに並べられています。
12時位置にあるゼンマイから動力が歯車に伝えられている様子がよくわかります。
スケルトンやシースルーの文字盤が流行している昨今ですが、動力の流れが楽しめる腕時計はやっぱり楽しい。
楽しい腕時計、遊び心がある腕時計はフランクミュラーの十八番。
ヴァンガード 7デイズ パワーリザーブ スケルトン 18Kピンクゴールド Ref.V45S6SQTMVTHD 5NBC
image by deskgram.org
このモデルにはゴールドケースのモデルも用意されています。
当然こちらの方が高額になりますがゴールドの方が迫力があります。
というわけで2018年のヴァンガードですが、どちらもやはり美しい。
手巻きなのでゼンマイが巻かれる様子がわかるのも見ていて楽しい1本でしょう。