
最近では多くの天才科学者が宇宙の謎を解明していることがニュースでよく挙げられるようになりました。
宇宙の謎は非常に膨大で、一つ一つミクロ、マクロの観点からこの大きな世界の謎を解剖しているみたいです。
人類は宇宙の謎を素粒子などから見出そうと研究が続けられていますが、はたして宇宙が始まったメカニズムは解明されるのでしょうか?
宇宙と言えばなんといってもオメガがやっぱり代表される腕時計なんじゃないでしょうか?
NASAの公式宇宙時計として採用され、幾度となくNASAの宇宙計画に参画し、ともにアポロ計画やそれ以外の宇宙産業の発展に貢献してきたオメガのタフで正確なスピードマスターですが、1969年にアポロ11号が月に着陸したときにバズ・オルドリンが着用していたスピードマスターが公式にムーンウォッチとして認定され、世界中でその名が知られるようになりました。
そんなオメガが近年多数のスピードマスターを発表していて、これまでの固定的であった外観をがらりと変えたモデルをたくさん作っているんですね。
なんたらサイドオブザムーンと呼ばれるグレーやブラック、ブルーなどのモデルでセラミックなどを使用した現代のクロノグラフ的なシリーズをたくさんデザインしています。
さて、そんなモダンなスピードマスターも確かにかっこいい。
かっこいいんですが、黒いタキメーターベゼル、黒い文字盤、そんなオーソドックスな1本はオメガのスピードマスターの基本デザインとしてずっと僕たちに焼き付いており、スピードマスターはこれじゃないといけないというコアなファンもまた多いのです。
オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル ムーンフェイズ Ref.311.30.44.32.01.001
というわけでこのモデルもそんな1本ですが、文字盤に少々手が加えられています。
基本デザインはそのまま、腕時計の顔であるダイヤルに変化が持たされたオシャレな1本で、見てお分かりのようにダークネイビーな文字盤には広大な宇宙が広がっています。
アベンチュリン加工と呼ばれる、ガラスの表面に金属酸化物を加え艶感や光沢を出した加工方法を使用し、綺麗な宇宙空間を文字盤に見事に再現しています。
実際に宇宙に飛び出し、月に降り立った腕時計だからこそ説得力があるのがやっぱりスピードマスターの強み。
12時位置にあるインダイヤルのムーンフェイズもそう。
オメガのムーンフェイズはどこよりもリアリスティックで、本物に近い月面を表現しているところが月にいったオメガだからこそ出来る技といえるんじゃないでしょうか。
このモデルは1969年にムーンウォッチとなったスピードマスターが手巻きムーブメントであったことから、同じくレマニアベースの手巻きムーブメントCal.1866を搭載しています。
スピマスのコアなファンが好きなのはこの手巻き式である点と、風防に強化プラスチックを使用している点。
このモデルはサファイアクリスタルを使用したモデルですから、現代風なんですが、個人的にはプレキシガラスのような強化プラスチック風防よりサファイアクリスタルの方が好き。
44.25ミリの大きなケースに広がる綺麗な宇宙空間が腕の上で楽しめるロマンあるスピードマスターはどうでしょう?
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