
オメガのスピードマスターには把握できないほど種類があります。
それはロレックスのデイトジャストほどではないですが、数百種類はあるんじゃないでしょうか?
僕はロレックスのデイトジャストもオメガのスピードマスターも好きですが、なかなかプロでも把握できないくらいなんじゃないでしょうか。
さて、そんなスピードマスターですが、ここ最近ずっとスピマス一色でしたが、今日もまた面白いスピードマスターの1本についてお話ししたいと思います。
オメガ スピードマスター オートマティック デイデイト Ref.3623.33.11
これまでのスピマスとはやはりかなりレイアウトやデザインが違うのが分かります。
これまでというか、オーソドックスな、黒を基調としてスピマスにはないやや遊び心のある外観をしています。
まずスピードマスターのイメージにはない18Kゴールド素材が使用されている点もまた面白い。
ロレックスの18Kジャラジャラウォッチの代わりにオメガの18Kじゃらじゃらスピードマスターはいかが?・保有資産のための18Kゴールド
こちらでもスピマスのゴールドモデルについてお話ししていますが、全体的に比べるとやはりまだまだ少量なのが18Kゴールド素材のスピマス。
ロレックスのデイトナではゴールドを使用したモデルがだいぶ一般的になっているので、比べるとやはり珍しさが残ります。
さて、今回のゴールド素材のスピマスですが、タキメーターベゼルだけ見るとなんだかデイトナっぽい。
むき出しな感じがやや似ているんですが、実はタキメーターをベゼルに記すというデザインはオメガのスピードマスターが世界で初めて。
その後このタキメーターベゼルがいっきに普及し、いまではクロノグラフの常識となっています。
このモデルの機能的な特徴として挙げられるのは、トリプルカレンダーが搭載されている点。
月、曜日、日付が文字盤に配されています。
永久カレンダーではないんですが、便利な機能です。
そして9時位置にあるのが24時間表記のデイ&ナイトつきのGMT機能。
トリプルカレンダーと第2タイムゾーンの時刻が把握できる実用性の高い1本で、文字盤中央からのびるロケットが先端にデザインされているポインター式のデイト表示機能はなかなかオシャレ。
オメガの宇宙時計、ムーンウォッチ、だからこそ良く似合う。
遊び心もあります。
というわけで、遊び心あがり、実用性があり、資産性もある、あまり例を見ないタイプの腕時計。
39ミリという小ぶりなサイズもまた味がある。