
クロノグラフという機能は多くの腕時計についていて、男性が好きな時計機構の一番に数えられるファンクションなんじゃないでしょうか。
僕はクロノグラフという機能に必要性を感じていませんが、時計の雰囲気をつくるうえであってもいいものだとは思います。
スポーツ性が格段に増しますからあるとやはり男心をくすぐるんですよね。
ですから、モノプルサンテのようなワンプッシュクロノだと少しその意味が失われるということもあるかもしれません。
ただ、ドレス系が好きな人にはボタン一つでスタート/ストップ/リセットをつかさどるワンプッシュクロノは時計デザインを変えない点でもおすすめで、僕自身この昔ながらのワンプッシュクロノ機構の方が好きだったりします。
時間を計測するということに関してはややタイムラグが出来たり、操作性については悪かったりするんですが、どちらも一長一短という感じでしょうか。
僕のようにクロノグラフはラーメンを作るときにしか使わない人もいるので、そういう場合はワンプッシュクロノでも良いと思います。
このスタート/ストップとリセットの役割が2つのボタンに分かれたのはブライトリングの発明からでした。
現在のクロノグラフのベースはブライトリングが築いたものなんですな。
さて、そんなクロノグラフですが、時間を計測するという単純な機能ですが、中の構造は複雑で、そこにはいろいろな技術やロマンがつまっているわけですが、複数の対象物を計測するのに役立つ機能がついたクロノグラフまたツウ好みを刺激します。
IWC ポルトギーゼ ラトラパント Ref.IW371202
たとえばこれ。
ラトラパンテと呼ばれる2本の針で複数のものを時間計測する機能がついたクロノグラフで、ケースの左側にももう一つボタンが付いているのがその特徴。
スプリットセコンドとも呼ばれる機能で、複雑機構にも数えられる機構なんですね。
僕はオメガのシーマスタープラネットオーシャンなどのダイバーズウォッチで、ヘリウムガス排出バルブがついたようなモデルが好きなんですが、ケース左側にプッシャーやボタンがある腕時計がそこはかとなく好きなのです。
僕のようなフェチを持った人も中にはいるんじゃないでしょうかw
僕のようにラーメンを作るときにしかクロノグラフを使わない人でもこんな感じでスプリットセコンド機構がついていたら無駄に時間計測したくなるはずです。
ラーメンを2つ時間差をつけて作ったりw
IWC ポルトギーゼ クロノグラフ ラトラパント 18Kレッドゴールド Ref.IW371210
そしてもちろん18Kレッドゴールドモデルもあります。
僕はこのゴールド素材のポルトギーゼに非常に弱い。
美しすぎてため息が出るタイプの腕時計で、クロノグラフであろうがなかろうがとにかく綺麗な1本。
価格帯も200万円しないし、一生モノの腕時計としてすぐに決めても後悔しないであろう1本。
なにせこれより美しい腕時計がこれから生まれるかどうかわかりません。
それくらい美しい。
というわけで、ラーメンを2つ、3つ時間差をあけて作る際に非常におすすめ一生モノの腕時計、ポルトギーゼ ラトラパンテをご紹介しました。