
先日はゴールド素材とステンレス素材を化学反応ではなく別々に融合したタイプの腕時計、通称コンビモデルの腕時計についてお話ししていますが、今日もまた珍しいコンビモデルについて。
ステンレスとゴールド素材のコンビウォッチまとめ・コンビはロレックスだけじゃない?おすすめはどのモデル?
こちらでもコンビモデルの腕時計についてお話ししているので良ければ参考にどうぞ。
さて、そんなコンビウォッチについてなんですが、今日は珍しいコンビを紹介したいと思います。
クロノスイス レギュレーター クロノスコープ Ref.CH1522R
image by www.jackroad.co.jp
この1本。
この古典的なスタイルがタマランチ会長なんですが、非常に美しくかっこいいという言葉しか見当たりません。
僕が愛したクロノスイスw・コインエッジやギョーシエをふんだんに使用した古典的なレギュレーター
こちらの記事でも書いているんですが、クロノスイスは近年革命的に大きくデザインが変化していて、昔のクロノスイスを知っている人は僕のように戸惑う人もいると思われます。
このモデルは昔のクロノスイスのようにベゼルがギザギザしているのが特徴で、これがないといまいち物足りない気がするのがクロノスイスのヴィンテージ風のドレスウォッチ。
というわけで、このクロノスイスのコンビなんですが、ギザギザハートのベゼルがゴールド素材になっていて、垂直に飛び出すラグはケースど直結しているのでステンレス素材。
上から見ると非常にユニークに見えるこのスタイル。
コンビモデル自体あまり見慣れませんが、ケースから垂直に伸びるラグのタイプの腕時計でコンビモデルというのはなかなか目にも新しい。
ご覧の通り、ベゼルの真反対にも同様にゴールドの輪がついていて、サンドイッチのようなコンビモデルはこれまで見たことがありません。
非常に面白いゴールド素材の使い方をしているという印象を受けます。
このモデルはワンプッシュクロノと呼ばれるクロノグラフのプッシャーが一つだけついているクロノグラフで、ご覧の通りリューズとプッシャーもまたゴールドに彩られています。
もう一つ特筆すべき点はケースラグとレザーストラップをつなぐばね棒もゴールドになっているという点。
こんなコンビは本当にいままで見たことがありませんでしたから、非常に新鮮。
もともとデザインが古めかしく伝統的なスタイルを踏襲しているクロノスイスですから、ワンプッシュクロノを載せている点もすごく好き。
オニオンリューズとの組み合わせも素晴らしく、これ以上ないほど古典的にまとめ上げられた1本がコンビモデルで生み出されているのがこのモデルなんですが、非常に個性的で良い。
というわけで、僕好みのクロノスイスのコンビモデルですが、古典デザインのドレス系が好きな人には非常におすすめ。
ワンプッシュクロノという点も高評価です。