
さて、時代は機械式時計一色。。。とまでは行きませんが、機械時計がすごく人気です。
ここ十年、二十年で、休止していた時計ブランドが復活したり、時計メーカーが生産数を増やしたりと、ニーズが大きくなっているのが見て取れます。
バーゼルワールドやジュネーブサロンで披露される時計の数も年々豪華になっている感じで、嗜好品に高額な金額をかける人が増えてきています。
バーゼルワールドと言えば、世界一の時計の見本市なんですが、オメガやブレゲが属するスウォッチグループがもうそこでは腕時計の新作を発表しないという悲しいニュースが流れてきたわけdすが、今後一体どうなることでしょう?
さて、そんな目まぐるしく変わりゆく時計業界なんですが、今でもずっと愛されている人気のナビタイマーが存在します。
ブライトリング ナビタイマー Ref.A23322
A23322と言えばナビタイマーファンからすれば結構有名なモデルで、生産を終了しているモデルですから、いまでも中古品を探して買い求める人が結構いるみたいです。
このシリーズにも文字盤の色やインデックスのスタイルがさまざまなバリエーションが用意されていて、中古品でも40万円以下で取引されています。
意外と安いのがブライトリングのナビタイマーだったりします。
このモデルに搭載されているムーブメントは、Cal.7753と呼ばれる汎用ムーブメントで、ご存知ETA社製のものです。
僕としてはETAのムーブメントでも価格帯がそれに見合っていればそれでも全然いいんですが、40万円を切る価格のブライトリングですから、ムーブメントがETAというのは妥当だと言えます。
世の中にはETAムーブがはいって100万円近くするものもありますからね。
しかもETAのムーブメントって実際全然悪くないんですよね。
僕自身ポルトギーゼを使用していましたが、あれも実はETAのムーブメントをモディファイした奴が入っているわけですが、日差はー3秒くらいで、とても優秀だと思います。
歩度調整が出来ないのが難点だそうですが、大量に使用されているムーブメントだけあって、不具合がかなり少ないところがメリットです。
スイスの超有名時計メーカーの腕時計が50万円以下で買える場合はだいたい汎用ムーブメントが搭載されていることが多いです。
ですがメンテナンス性の高い、例えば今回のようなCal.7753を搭載しているナビタイマーが中古とはいえ50万円以下で買えるのは結構ありがたいです。
ただ、腕時計の価値とか、資産とかで言うなら、残念ながらETAのムーブメントを載せたモデルは全体的に見てそういった感じにはならないでしょう。
ただ、人気があるナビタイマーの90年代のモデルですから、今後数が極端に少なくなっていけばどうなるかというは誰にもわかりません。
古い時計は減るばかりで増えることはないですからね。
デザインやこの古さが好きならオッケーなんじゃないでしょうかね。
ただ、中古で購入する場合は信頼のある店で購入することをおすすめします。
ロレックスやブライトリングなどの人気腕時計は偽物も出回っていますからね。
特に裏蓋がシースルーでないモデルはムーブメントを変な奴に変更したりしやすいですから。