
めちゃくちゃかっこいい38ミリのナビタイマー1
僕はですね、いろいろなブライトリングを見てきたつもりですが、今回のモデルほど心を奪われたブライトリングはありませんでした。
ブライトリングの中では僕もやっぱりナビタイマーが一番好きです。
ナビタイマーは1952年に登場した腕時計で、航空時計としてプロのパイロットにも愛用されていたかっちょいいクロノグラフなんですが、
その計算尺がデザインされた文字盤が大人気で、クロノグラフのインダイヤルがとても全体を盛り上げていました。
スポーティと言えばそうですが、ナビタイマーにはすごく気品があります。
そのナビタイマーに、2018年になって新たなシリーズが追加されたんですが、それがものすごくかっこいいのです。
ナビタイマー1 オートマチック 38mm ブラック Ref.A17325241B1P1
これは僕が見たナビタイマーの中で一番かっこいいと言えるモデル。
初めて見たときには衝撃が走ったほどでした。
このモデルが普通のナビタイマーと違うのは、クロノグラフじゃないところ。
ですからインダイヤル/サブダイヤルがなくナビタイマーにしてはシンプルなデザインをしています。
クロノグラフ機能がありませんから、文字盤だけじゃなく、ケースサイドもすっきりしていて、ドレス系の腕時計が好きな人もこのモデルなら、『いや』とは言えないんじゃないかというくらい本当に綺麗なデザインをしています。
クロノグラフを取っ払っているので、プッシャーがなくなってよりすっきりしているのと同時に、リューズが大きくどっしりしているので、とてもバランスの良いスタイルだと言えます。
しかもケースサイズが38ミリですから、相対的にリューズが大きく見えるんですね。
クロノグラフ機構がないですから、ケースサイズもすっきり、文字盤もすっきりで、ベゼルのパール装飾がより目立つようになりました。
これがたまらん!!
このナビタイマー1の38ミリモデルには青を基調としたモデルと、ゴールドベゼルのコンビモデルがあって、ゴールドのモデルの方はベゼルがより際立っていて非常に美しい腕時計だと言えます。
ナビタイマー1 オートマチック 38mm ブルー Ref.A17325211C1P1
ナビタイマー1 オートマチック 38mm コンビ Ref.U17325211G1P1
このナビタイマー1は3針ですが、ナビタイマーと言えばクロノグラフという印象しかありません。
ですが、ブライトリングの歴史をたどってみると、1950年代に3針のモデルが存在しているんですね、すでに。
ナビタイマーRef.66
このモデルをナビタイマーと呼ぶにはいまのナビタイマーの常識から言えばちょっと難しいですが、2018年に新作発表されたナビタイマー1は現代のナビタイマーとRef.66が合わさったちょうどいいブレンドがされたモデルで、
これはドレス系の腕時計が好きな人を中心に非常に人気が出るに違いないであろう1本。
ナビタイマー1 オートマチックに搭載されているムーブメントは、スーパーオーシャンシリーズ、アベンジャーシーウルフ、コルトオートなどに使用されているCal.17で、ベースとなっているのは汎用ムーブメントのETA2824ですから、値段も抑えられると思います。
おそらく価格帯も50万円を切るでしょうから、本当に人気が出るんじゃないでしょうかね。
まとめ
まとめると、非常に美しくて、ため息がでるほどのパイロットウォッチに仕上がっていると言えます。
IWCにいたジョージカーン氏がブライトリングのCEOに就任になって手掛けた作品はIWCゆずりで非常に美しいモデルばかり。
ナビタイマー8もそうだし、今回のナビタイマー1はそれをさらに上回る美しさを備えています。
本当にIWCを超えそうな勢いの綺麗な腕時計に進化しているブライトリングは、今後IWCの脅威となっていくんじゃないでしょうか?
ナビタイマー1 オートマチック 38mm ブラック Ref.A17325241B1P1
ナビタイマー1 オートマチック 38mm ブルー Ref.A17325211C1P1
ナビタイマー1 オートマチック 38mm コンビ Ref.U17325211G1P1