
ペアウォッチとしての条件をすべて満たすレベルソ
ペアウォッチを探すと言ってもどんな腕時計を選べばいいのかわからなかったりします。
実際僕はロレックスが好きですが、ペアウォッチとなるとロレックスでは探すのが難しいことに気付きました。
しかし、ロレックスには確かにペアとして存在してもおかしくないような組み合わせが確かにたくさんあります。
例えば、デイトジャストなんかは男女ともに大きさが違うだけで、同じようなモデルがたくさんありますから、ペアウォッチのコンセプトをきちんと守ってい入るんですが、ただ、デイトジャストはありふれていて、ペアウォッチとしての印象が薄い気がしました。
同じ時計をしている、と言う印象のみ。
デザインにあまり協調性がないので、似た時計という印象しかないんだなというのが僕の印象でした。
その他だったら、ヨットマスター40と36で探せば確かにペアウォッチにはもってこいだと思います。
ただ、僕が好きなヨットマスターは贅沢なことに18Kエバーローズゴールドのモデルのみだったので、高額すぎるのでやはり難しいわけですw
エバーローズゴールドのヨットマスターはセラミック製のベゼル、セラクロムベゼルやオイスターフレックスなどがとてもいいアクセントになっていましたが、ロレックスの腕時計で、しかもゴールド素材ということもあって、1本が200万円以上するモデルなので、一般的には2本同時に購入というのは難しいわけです。
ですから、こういうのは本人だけ所有してうっしっしと使用するのが一番いい方法なんですね。
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さて、そこでおすすめできるペアウォッチとなると、やっぱりいろんな腕時計を探してみましたが、ジャガールクルトほどぴったりくる腕時計はありませんでした。
というのもジャガールクルトのレベルソはデザインで言えば30代以上の大人向き。
しかも見た目がエレガントで中性的ですから、男性用女性用というの区切りがデザインでは見られません。
それに加え価格帯もほとんどが7、80万円以下という低価格帯で、ムーブメントは当然ジャガールクルトのものを使用していますから、これ以上ないほど条件にあっているんですね。
しかもペアウォッチの条件と言えば、長く使うことが前提になりますから、何年かして、ダサいとか子供っぽいとか思うようなデザインは理想的ではありません。
そうなると必然的にデザインは40代、50代向けの落ち着いたものを選んだほうが良いですから、フランクミュラーなどのロングアイランドやトノウカーベックスなども考慮しましたが、ペアウォッチとしてはレベルソの方が断然良いと判断しました。
レベルソでペアウォッチ
ペア1
メンズ
レベルソ クラシック ラージ Ref.Q3828420
レディース
レベルソ クラシック ミディアム Ref.Q2538420
まずは一つ目のペアはオーソドックスな2本。
アラビアインデックスと文字盤中央のギョーシエダイヤルが共通した2本。
どちらも2本の針しかないというとてもシンプルなデザインで、見た目は大きさ以外違いが分からないほどよく似ています。
レベルソの中でもかなりクラシックでシンプルな外観なので、需要は幅広いんじゃないかなと思います。
ちなみに大きさは、メンズ用が45.6 × 27.4 mmでレディース用が40.1 × 24.4 mmという具合で一回り暗いサイズの違いがあります。
おすすめの組み合わせです。
ペア2
メンズ
レベルソ クラシック ミディアム デュオ スモールセコンド Ref.Q2458420
レディース
レベルソ クラシック ミディアム デュエット Ref.Q2578420
2つ目のペアは時計のケース両面が時計になっているデュオモデル。
表面はホワイトのギョーシエダイヤルで裏面はブラックでコントラストが効いた2モデルです。
レディース用にはスモールセコンドが付いたモデルがほとんどないので、なかなか似たモデルを探すのは難しいのですが、表の基本スタイルと裏面の色合いが似ているので、完全にはペアデザインではないんですが、ペアウォッチとして利用するのもありかなと思いました。
価格は時計が2個ついている分すこしだけ高額なんですが、どれも100万円を優に切っているので低価格と言えるんじゃないでしょうかね。
まとめ
ジャガールクルトのレベルソは基本的にどのモデルもデザインがとてもよく似ています。
ですから、どの組み合わせでもペアウォッチにしようと思えばそうすることは出来ると思います。
このモデルがペアウォッチにふさわしいと思った理由はほかにもあって、実はレベルソは女性の愛用者が圧倒的に多いシリーズなんですね。
ロレックスのデイトジャストやオメガのコンステレーションも確かに人気と言えば人気なんですが、20代後半以上の女性からとても厚い支持を受けているのがこのレベルソというシリーズですから、男性としても女性に提案しやすい腕時計かなと思いました。
カルティエのパンテールやサントス、タンクなども確かに良いですが、腕時計として価値はジャガールクルトの方が圧倒的に上。
ムーブメント屋さんとしての意地もジャガールクルトにはあります。
世界でも有数のムーブメントメーカーでもあるジャガールクルトの機械を使用している雲上ブランドも多く、オーデマピゲやヴァシュロンコンスタンタンでもジャガールクルトのムーブメント使用していますから、当然のごとくルクルトブランドはマニアなどからも人気が高いです。
レベルソには主に手巻きムーブメントが使用されていますが、自動巻きではなく、手で巻く昔ながらの巻き上げ方式を採用しているのもレベルソが人気である秘密です。
ブランドとしての価値、時計としての価値がずっと廃れないいい腕時計であるということも、長年使っていくことを想定したペアウォッチに、僕がレベルソをおすすめする理由なんですね。