
ジャガールクルトのすごすぎるトゥールビヨンがあるのをご存知ですか?
すごすぎるんです。
3Dで球体が回転しているんです。
ジャイロトゥールビヨンと呼ばれるジャガールクルト製のトゥールビヨン機構は世界で初めて生み出された球体トゥールビヨンでキャリバー177に埋め込まれています。
レトログラード機構も採用しもはや普通ではない時計が完成しました。
値段も4300万円と普通とは逸脱した価格設定ですがこれだけの技術が詰まっていればそれは普通なのかもしれません。
しかし4300万円とはすごい。。
ジャイロトゥールビヨンの動画です。
その他にもレベルソに埋め込まれたジャイロトゥールビヨン2も存在しキャリバー174に搭載されています。
レベルソに搭載されているジャイロトゥールビヨン
そしてこちらが普通とはいってもトゥールビヨン自体半端なく高価なものなのですが、普通のトゥールビヨンモデルです。。
トゥールビヨン機能の付いた腕時計を持っている人はあまりいません。
他人と差をつけたい人はダイヤモンドベゼルなどがついたものでもいいですが時計としての価値が格段に上がるトゥールビヨンやミニッツリピーター機能の付いたモデルを選ぶのもありでしょう。
ジャガールクルトの3次元トゥールビヨンはゼニスのジャイロトゥールビヨンと並び人気を二分するうちのひとつ。
正直ここまでくるとどっちがすごくてどっちがどうかなんていうのはプロの時計師の中でもトゥールビヨンに精通しているプロ中のプロじゃないとわかりません。
僕はジャガールクルトは雲上をブランドを除けばロレックスの次の次くらいに好きなブランドで、古風で冷徹な感じのデザインがすごく好き。
ジャガールクルトを選ぶ客層もどちらかというとまじめな時計が好きな富裕層が多いんじゃないかなと思います。
デザインはいたってシンプル。
ゴールド製の時計はあまり作らず、ブランドのシンボルであるシャープでエッジのあるスタイルをシルバーと白を基調に実現させています。
そこに合わさる3Dのトゥールビヨンはデザインを邪魔していないし、逆に6時位置にある機械的な空間はジャガールクルトそのもののデザインでより際立っています。
なんというかシンプルだからジャイロトゥールビヨンが目立つんですよね。
これだけの複雑機構が付いているのでこの上永久カレンダーやそれ以外のコンプリケーション機構が追加されても驚きようがありません。
ルイアランブレゲが開発したというトゥールビヨン機構ですが、ジャガールクルトによって更なる高みに達した3次元のトゥールビヨン。
だれか4次元トゥールビヨンを開発してくれないだろうか?w
4次元は時間の概念を超越した存在なのでトゥールビヨンのように正確な時間を刻むための機構はナンセンスかもしれません。
将来的には6時位置にブラックホールをセットした時計なんてのも登場するかもしれない。
とにかく時計はいつの時代でも人を魅了する機能が登場するものです。
3次元のトゥールビヨンの後にはどんな最強の複雑機構が登場するのかちょっと楽しみな感じ。
天才時計師が世界にはたくさんいますからね、驚きのある機械時計をやっぱり見てみたい。