
レギュレーターは高い!
という印象を払拭してくれる、
スイスメイドのルイエラールをご紹介しましょう。
こちらがそのレギュレーター
ルイエラールと聞いてもピンとこない人もいるでしょう。
正式なブランド名は
『Louis Erard』
とフランス語読み。
最後のSやDを発音しないという。
そもそものブランドの始まりは、
ウォッチメーカーの家系に生まれたルイエラール氏が、
ラ・ショード・フォンに開いた時計の組み立て会社がブランドの始まり。
ヌーシャテルで時計作りを学びラ・ショード・フォンで会社を設立。
どちらも時計の本場だ。
その後1931年には自らの名を登録しブランドの歴史が始まった。
こうしてみると割と新しめのブランドだということが分かる。
しかし、時計の外観や哲学は古めかしい物を感じ、
デザインにそれが反映されている様に思える。
モデル名にエクセレントレギュレーターと呼ばれる20万円を下回るレギュレーターが存在する。
エクセレンスレギュレーターの動画
本物はもっと美しい。
デザインも価格も本当にエクセレント。
ルイエラールがどのようにしてクオリティの価格の両立を果たしたのかはわかりませんがこれほどシンプルすぎるのに美しい時計があるでしょうか?
シンプルすぎると間延びした感じになり高級時計には見えないこともあります。
しかしこのエクセレントレギュレーターは、その辺を
うまいことうまいこと
しています。
ドレス系のデザインが基本的にとても美しいです。
デザインだけで言うと、スイスのミドルレンジの時計ブランドにも匹敵するくらいですから、もう少し作りこみとかムーブメントにこだわりがあればもう少しハイレベルなブランドの仲間入り出来ると思います。
とは言ってもこれだけ美しいレギュレーターがこの価格帯で手に入るのは、ドレス系ファン、機械時計ファン、レギュレーターファンからすれば嬉しいとは思います。
やっぱり美しいですね。
僕がこの時計と出会ったのは安いレギュレーターを探していたころに、あるホームページで紹介されていたことを知りました。
当時はまだ今ほども種類がなかったんですが、あまりの安さと美しさにびっくりしたものでした。
いまは機械式時計のブームが来ていますから、どの時計ブランドも値上がり傾向があります。
あと最近では、スポーツウォッチブームに乗って、結構派手なルイエラールが出てますが、ルイエラールの魅力はそのシンプリシティと美しさを備えているところですからね。
10万円台でレギュレーターが存在することがまず驚きです。
あとかなり綺麗。