
ルミノールに『1950』があるのとないのではどう違うの?
おお、ルミノール、
どうしてあなたはルミノール。
ということでルミノールには
『1950』
と表記されたものとないものがあります。
この違いはいたって簡単です。
パッとみすぐわかる違いは、
リューズガードに
「REG.T.M.」
と刻まれていることです。
これはパネライがリューズプロテクターについて、
特許を取ったということを意味しています。
特許、とったどー!!
とリューズに表現しているわけです。
これが何も表記がないリューズガード。
なので1950ではありません。
でこっちがとったどー!と表記のあるモデル、
つまり1950なわけです。
他にも1950という名前を付けた理由に復刻という意味があるので、
軽量化の逆のことを意味するのか、すこし立体的に作ってあります。
ほかにもデイト表示の拡大レンズのあるなしも、
1950であるかないかの違いになってきます。
拡大鏡あり
拡大鏡なし
拡大鏡がないのが1950でスタイリッシュで野暮ったさがなくなります。
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1950の特徴
- 「REG.T.M.」の刻印がリューズガードにある
- デイト表示の拡大レンズがない
- 作りが立体的
1950じゃないモデル
ルミノール PAM00104
1950モデル
PAM00312
ルミノール 1950
青く光る夜光塗料が素敵です。
3日間という長いロングパワーリザーブが実用的です。
まとめ
パネライにはこういう感じで3日間というパワーリザーブを搭載したモデルがたくさんあります。
さらには6で言う、そして8デイズ、その上は10デイズという具合です。
パネライは他にはない特徴を秘めた時計メーカーで、例えば今話している長いリザーブ時間もそうだし、大きな時計を売りとしているところもそう。
チタンとかセラミックの時計もたくさん作っているし、ステンレスほどじゃないですが、3つの素材で主に時計を作っています。
これらが僕がパネライが好きな理由なんですが、今回テーマとなっている1950かどうかという点。
僕は過去のパネライが好きなので、どちらかと言うと少々野暮ったい1950無しのプレーンで手のかかるルミノールの方が好きです。
まあどちらにせよ、パネライのルミノールはとても目立ついい腕時計です。
大きな時計が流行っていますが、新たなジャンルを切り開いたのパネライが最初。
いまでもパネライのルミノールやラジオミールに勝るデカウォッチはないと思っています。