
スイスのクロノメーター検定協会の精度テストをクリアすることは並大抵のことではありません。
機械時計で有名なスイスの数あるメーカーでもそのテストをパスし、クロノメーター検定協会(COSC)のお墨付きをもらえるのは、
5%とも言われています。
それだけ厳しいのらw
そしてジャガールクルトが独自に設ける1000時間の精度テスト。
通称、1000時間コントロールテスト
(まんまそのままじゃないとつっこまない様にw)
と呼ばれ、6つの検査を1000時間およそ6週間にわたって実施しています。
精度
耐気温変化
耐気圧変化
耐衝撃性
耐磁性
防水性
この6つ。
クロノメーター検定協会の精度テストはおよそ2週間、5つの姿勢と3つの温度設定の下で行われる厳しいテスト、
ジャガールクルトのは更に厳しい条件で3倍の時間。
そしてここが大きな違い。
クロノメーター検定協会はムーブメント単体をテストするのに対し、
ジャガールクルトは完成品をテストします。
時計はムーブメントのみを使うわけじゃありませんからテストはやはり出来た時計そのものでテストしてこそ意味があると思うのです。
こういったテストを独自でしたり出来るのはムーブメントからケースから一貫して自社で作っているマニュファクチュールであるからこそだと思います。
1000時間テストに合格したジャガールクルト マスターコントロール Q1548420
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ジャガールクルトは気温の変化を動力とする置時計アトモスや3Dの球体トゥールビヨンを完成させるなど、
かなりの技術を持っているメーカーであることで有名です。
ジャガールクルトのすごすぎるトゥールビヨンがあるのをご存知ですか? すごすぎるんです。 3Dで球体が回転してい …
特に立体トゥールビヨンは一見の価値ありだ。
ご覧の通り、非常にシンプルな時計。
この手の尾錠は大好きですね。
耐衝撃テストに合格したといっても機械時計は絶対に落としたくない。
昔はダサいと思っていたDバックルも最近ではとてもかっこいいと思えてきました。
しかもこのバックルは高級時計によくしてあるのでとてもクラシックなイメージが出来たのも原因かもしれません。
なんにしてもとても信頼のおける中身にシンプルでジャガールクルトらしいゴージャスな見た目。
入門でも玄人でも行けるこのマスターコントロール。
100万円を裕に切る価格で勝負にでたジャガーさんに感謝です。
マスターコントロール