
ブレゲの腕時計は雲上時計のパイオニア的存在。
数々の自動巻き時計や複雑機構の元を作ったのがこのブランド。
いつだって多くの発明や画期的なアイディアを作り上げてきた頭脳派ブランド。
最近ではモダンなデザインの腕時計も生み出してはいますが、クラシックなデザインの方がブレゲらしい。
今回お話しするのはまたもすごい技術が詰まったモデル Ref.7727と呼ばれるハイビートな腕時計。
かっこいいから僕の心臓がドキンちゃんになってるからハイビートってのもあるんですが、
この腕時計の振動数はなんと72000ビーツ・パー・アワーとすごくシェイクシェイクしています。
ゼニスのエルプリメロのハイビートムーブメントが36000BPHですから、その2倍。
一般的には振動数が多ければ精度は上がるということがあげられますが、
それだけではないし、そんなに数秒も変わるわけではないのですが72000振動もあるとさすがに究極の精度があげられそうだ。
しかし、部品の摩耗という点も問題視されるのでその辺のメンテナンス性も考慮しないといけない。
とはいっても別にそんなに問題になるわけではないでしょう。
そして世界で唯一のマグネティックピボットと呼ばれる機構。
上下の軸に設置された磁石の力でテン真の軸がずれたりせず正しい位置で回転するようにされた機能。
この紫のところ、
これが引力を生み出し軸をずらさないようになっている。
これがブレゲがブレゲたる所以だ。
ご覧の通り非常に美しい腕時計。
クラシッククロノメトリーと呼ばれるにふさわしい外観。
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この美しい肉体に宿る心臓部は、
『574DR』
と呼ばれるもので、専門的に言うとシリコン製ダブルヘアスプリングという磁気性テンプを搭載した、高振動脱進機ムーブメントであります。
手巻きムーブメントであるため腕につけていない時も巻き巻きできます。
しかも60時間というロングパワーリザーブ。
とまあ、95点くらいのデザイン。
なんでマイナス5点かというと。。。
余計な10Hzの文字が。。
これ、なんで10Hzなんて付け足したのか謎ではあるんですが、
これがなかったら100点なのに、と思ってしまいます。
しかしギョーシエの文字盤や小さい目のローマ数字、青いブレゲ針、インダイヤルの配置、独特のパワーリザーブインジケーター、
全て完璧で美しい。
バリエーションは、ケースがローズゴールドとホワイトゴールドの2種類用意されていてどちらも派手さはあまりない。
41㎜という大きさのケースですべてがクラシックにまとめられた完全に近いハイエンドウォッチであります。
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