
19世紀終わりという割と歴史の古いハミルトンはアメリカのペンシルバニア州に設立されました。
鉄道公式時計として正確性やタフさが評価され世界でも有名になっていきました。
そういった時計の実用性などの実力が評価されアメリカ海軍の要請を受けて制作したのはクラシカルなクロノグラフ。
非常に美しい。
スイスの歴史あるクラシックな腕時計と遜色ないほどの見た目。
ワイヤーループラグがマリーンウォッチを連想させ、どこかなつかしさをも感じさせてくれます。
どうもパネライのゴールドラジオミールがあたまから離れません。 ケースラグが細すぎて野暮ったいとちょっと思ってた …
パネライのラジオミールみたいでどこかレトロ。
ハミルトン 77706553の価格を見る
この綺麗なクロノグラフのデザインは、海洋時計であるマリンクロノメーターからインスパイアされたもので、
ブレゲのマリーンIIともどことなく似たような雰囲気を放っています。
あと、すこしIWCのポルトギーゼにも似ている。
最近ポルトギーゼ良かったな、 と思い出す日が多くなりましたw 手放してわかる、 あのありがたみ。 これって恋? …
どちらも2カウンターのインダイヤルが縦に並んでいてクロノグラフでは一番バランスが取れている様に見えます。
最近の流行では青を高級時計に多く利用している傾向もあり、青い針も海っぽさを出していてオシャレだ。
44mmの大き目のケースに搭載されているのは60時間というロングリザーブを誇る自動巻きムーブメント。
ケース裏から覗くことの出来るムーブメントのローターには、
『HAMILTON』
とブランド名が刻まれ、少々手が込んでいます。
レザーバンドの白いステッチもIWCのパイロットウォッチによく似ている。
海軍に向けられた腕時計であるにも関わらず、総じて美しい腕時計に仕上げらています。
IWCの美しさとパネライの豪快さのハイブリッド的なスタイルにハミルトンの独自性がミックスされている感じ。
しかも両社のモデルに比べ格段に安い。
デザインが気に入れば申し分なく買いの一本でしょう。
Image by www.takaramonoya.com