オメガ・スピードマスターの凄いところとシリーズの系譜・ムーンウォッチと呼べる唯一の時計はスピマスだけ

スピードマスターはスイスの時計にしては安い。

正直なんであんなに安いのかわからない。

1.スピードマスターの凄いところ

世界で唯一ムーンウォッチとして名乗れるのがオメガのスピードマスターで、

実力はNASAお墨付きなのに。

実は市販で売られているスピードマスターは宇宙に持って行ったやつとなんら変わりのないモデルで、

みんながアストロノート(宇宙飛行士)だ!

と啓発しているわけではありませんがw

実際スピードマスターはNASAの厳しいテストを受けて唯一パスしたのがスピマスで、

鼓膜が破れるほどの音量や平均加速度8.8Gなどの振動テスト、凍らしたり熱くしたり、高湿度下でも稼働し続けたのはオメガだけだったという逸話も。

実話かw

正確には、

  • -18℃から+98℃の急激な温度変化
  • 真空・無重力
  • 40Gの耐衝撃性

これらのテストにも合格しているスピマス君。

1957年に登場したスピマスはシーマスターの耐圧リューズや0リングなどの技術を応用して作られたわけですが、

早くも登場8年目にはNASAの宇宙公式ウォッチになりました。

変わらぬデザインが魅力の素晴らしい時計なのに安い理由が分からない。

中でも1957のブロードアローモデルとレーセンドタイマーは僕のお気に入りだ。

特にゴールドが大好きな僕にとってオメガスピードマスターのゴールドウォッチは価格も抑えられていていつかコレクションに加えたいと思っている。

先に他のを買いたいのだw

2.スピードマスターの系譜

スピマスのすごいところをもう一つ上げると、

登場以来60年間、デザインがほとんど変わっていない。

これは時計ファンとしては結構嬉しい。

なぜなら古いモデルでもデザインが色褪せないから。

見分ける人は泣かせているかもしれませんがw

でも彼らもプロだ。そういう違いを見極めることに喜びを感じるのではないでしょうか。

1957 <ブロードアロー>


image by www.matthewbaininc.com

スピードマスターの最初のモデルが1957年に登場し、ベゼルにタキメーターが刻まれている。

これは現代では全く珍しくはないがこのモデルで初めて登場したアイディアで世界初だ。

1965 <ザ・ムーンウォッチ>


image by www.jamesedition.com

その名の通り1969年のアポロ11号で月に降り立ったのがこのモデル。

リューズガードやプッシュ類ガードが装備され微妙に左右非対称になっています。

余談ですが、アームストロング船長が人類で初めて月に降り立った人ですがその際スピマスはつけていなかったのだそうだ。

壊れた時の予備として船体に残しておいたのだそうで、さすが船長だ。

ということで同行していた、バズ・オルドリン飛行士が装着していたのが初のムーンウォッチ。

ということは月面作業のシーンを見てどっちがどっちか見分けがつくことになります。

時計をしているほうがバズ・オルドリン飛行士、してない方がニール・アームストロング船長。

それにしても腕っぷしの強そうな名前だw

ザ・ムーンウォッチ スピードマスターの価格を見る

アポロ8号の月の裏を初めて見たのが1968年。

その先駆的電気事に敬意を表し登場したのがこの黒いタイプのスピマス。

月の裏側をイメージして黒くなっているが、これもなかなか渋いではないか。

1968 <ウルトラマン>


image by forums.watchuseek.com

この代で初代から続いたムーブメントCal.321はCal.861に変更され、

毎秒5振動から6振動へと変わり、毎時18000振動から21600振動になった。

言うまでもないが精度も上がったことになり、スピマスがどんどん完成されていく。

返ってきたウルトラマンにも登場するなど希少なモデルです。

チャームポイントはオレンジの秒針。

スピードマスター ウルトラマン Ref.145.012-67

スピードマスターのウルトラマンエディション、と言ってもウルトラマンに登場したオレンジの秒針モデルは、

Ref.145.012.67のリファレンス番号が与えられているが、秒針がオレンジ色じゃないのも存在する。

現代のスピマスと見分けがなかなかつかないが、1970年以前頃に作られたアンティークレアモデルで100万は軽くするみたいだ。

1991 <パーペチュアル>


image by www.watchtime.com

スイス建国700年を記念して作られた50本限定モデルで、

永久カレンダーと言われるように自分が生きている間はずれないカレンダーが搭載されているw

2100年まで計算されているそうだ。

6字位置で曜日、9時位置で月とうるう年、12時位置でデイトを表示している。

3時のムーンデイズが印象的なゴールドウォッチ。

史上にあればすごい高値になりそうだ。

1992 <スケルトン>


image by omegaforums.net

アルバート・ピゲによって設計された名作&希少なムーブメントCal.27 CHRO C12プロジェクトの50周年を記念して作られた50本限定モデル。

初代スピードマスターの載せられたCal.321の全身ともなるムーブメントだ。

文字盤がシースルーになっているのも、俺のムーブメント見てくれよという意味合いだと思われます。

結構欲しい。

1996 <レーシング>


image by www.austinkaye.co.uk

ご存知、元F1ドライバー、ミハエル・シューマッハ。

総合優勝回数7回という誰もその記録を追い越せていない。

F1が大好きな僕にはこれがどれだけ難しい偉業かわかりますがこれはカープが4年か5年くらい連続日本一になるくらい難しい偉業。

メルセデスにカムバックする前の晩年、フェラーリにいたころ、オメガのアンバサダーの役目も買っていた。

5分の1秒を刻むダイヤル外周の目盛がレーシングモデルを物語っている。

1000分の1秒を争う予選、いかに0コンマの世界が重要かを語るレーシングらしいモデルだ。

2008 <アラスカプロジェクト>


image by www.fratellowatches.com

NASAのコードネーム、アラスカプロジェクト用に開発された1本。

もはや特徴は言うまでもなく、温度変化に対して非常に高い耐性を持った腕時計だ。

その温度差-148℃から+260℃と通常の-18℃から+98℃を凌駕している。

アルミ製の熱遮蔽ケースによるものである。

2015 <シルバースヌーピーアワード>

アポロ13号の45周年を記念して作られたモデル。

有人宇宙飛行に貢献した人に贈られるスヌーピーの純銀製バッジ。

シルバースヌーピーアワードに敬意を表し制作された1本。

9時位置のインダイヤルに描かれたスヌーピーが印象的だ。

2017 <レーシング マスター クロノメーター>

1996年に登場したスピードマスターレーシングの復活版。

ミニッツトラックが特徴的なのがスピードマスターレーシング。

1968年のスピマスにインスパイアされて作られたのが本モデル。

当時のものと違い、薄くなったサファイアクリスタル風防のおかげで視認性が上がったのはもちろん、

光沢のあるセラミックベゼルを搭載したり、細部や精度はぐんと良くなっている。

3.結論

凄い、安い、かっこいい

これに尽きるのです。