
パネライがいよいよ本気です。
と言ってもパネライはいつだって本気ですがw
僕が言いたいのはパネライもジャガールクルトやロレックスみたいにマニュファクチュール化しているということです。
ケースのみじゃなくムーブメントも自社で製造しているという。
これまではムーブメントにOP(OFFICINE PANERAIという意味でETAの改良版)が良く使われていました。
しかし時計というのは自社製ムーブメントを使ったほうが価格が安定、高額になる傾向があり、
自社でそのケース、デザイン用に作っているわけですから、不具合も出にくくメーカー側も修理やメンテナンスをしやすくなるわけです。
売るほう買うほうがウィンウィンなのがマニュファクチュールの腕時計で、信頼度もやっぱり違います。
値段が上がるのがデメリットですが、どうせ高いのでちょっと上がったから。。といっても中身の質が上がったほうが絶対良い。
ムーブメントのすごさ Cal.P.4000
image by www.luminordue.com
さて、このモデルの最大の変更点は、
ムーブメントの厚さが大幅にカットされたおかげで、他のルミノール1950と比べ、ケース厚が40%カットされた。
ほぼ半分の厚みになったという。。。
これすごすぎw
理由はマイクロローターと呼ばれるムーブメントの半径くらいしかない巻き上げローターなので丸々ムーブメントに埋め込んじゃえと、
埋め込んだのがこのムーブメント。
ツインバレルと搭載していてバランスも良く、
パワーリザーブは72時間と3日。
モデル名の由来にもなっている。
image by www.eye-eye-isuzu.co.jp
裏蓋もシースルーバックになっているのでP.4000が載せられていることが一目でわかる。
こういうのはうれしい。
なぜなら、時計の価値はやはりムーブメントでも決まり、それを見ていろいろと判断できるからだ。
例えばパネライは見た目が似すぎて判断に困ることがよくあるが、ムーブメント名で違いが分かれば、
パワーリザーブ時間や希少モデルかどうかも判断することが出来る。
image by www.jw-oomiya.co.jp
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やばいw
ルミノール見るとなんだかドキドキするんですけど、これって好きなんでしょうか?w
45mmのケースサイズはパネライだからこそちょうどよいサイズ。
でかウォッチで一番しっくりくるのはやっぱりパネライ。
腕にした感じは言葉に出来ないくらいかっこいい。
薄い!
このムーブメントの薄化はパネライ史上で革命的な出来事と言ってもおかしくない。
デザインを変えずに時計の印象を変えるという。
厚みが減ったおかげで腕によりフィットするようになった。
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