
スティーブマックイーンが映画でしていたと話題になった、
ホイヤー製のモナコのレフトハンドモデル。
スティーブマックイーンがしていたモナコ Ref.1133B
この四角いモナコというモデルのレザーバンドタイプを着けて映画に登場し、
一躍時計ファンの話題になった。
今でもホイヤー社の名作としてアンティークコレクターが欲しがる一品だ。
近年、話題となったマックイーン着用モデルのRef.1133Bの復刻版がライトハンド、レフトハンドで登場し、
話題をさらった事実は覚えているでしょうか。
スティーブマックイーンがしていたレフトハンドモデルの復刻版
まずリューズが左側にある。
左利き用の腕時計だと一目でわかるが、
スティーブマックイーンが右手にしていた旧モデル、
Ref.1133Bを割と忠実に再現してあると思う。
棒状のユニークなインデックスが特徴の一つでもあり、
オレンジ色の針や目盛が視認性を高めている。
ライトハンドモデルの復刻版
同ブランドを代表するモナコ。
定番と言える四角い時計の中ではかなりかっこいいスタイル。
つや出し加工されたダイヤルがレフトハンドモデルとの違いを生み出し、
コレクション性も高まります。
こっちのモデルにないのはオレンジに色付けされた時針、分針。
その代わり白いハンズでよりクラシックに仕上げています。
秒針はレフトハンド同様、色付けされているが、微妙に、より赤に近い。
と、
こんな感じで、左右反転させただけで同じように見える復刻版ですが、
両者比較してみると大きな違いが結構ある。
それと、
レフトハンドの方も復刻版とオリジナルも、
間違い探しのように目を凝らしてみるといくつも違いがあるが、
復刻版なのでしょうがない。
このモデルの一番大きな違いは当時のオリジナルはホイヤー社製のもので、
復刻版はタグホイヤー社製のものということ。
それを除くと外観的な違いはやはりリューズの形状だろう。
昔のクロノグラフの特徴としてスタート/ストップボタン、リセットボタンが割と小さいことに気付く。
蘇ったモナコは現代風に四角目な感じにモディファイし、より操作性を重視している。
防水性はどちらも100mでそれぞれが違ったムーブメントを搭載している。
キャリバー11がレフトハンド用、キャリバー12がライトハンド用。
しかし、
結論からすると、
これは満足のいく復刻版だと思う。
モナコのオリジナルはかっこよくても程度が良い物も少なく、
復刻番でこのカッコよさを味わいたい人はけっこういると思う。
僕もこの遊び心たっぷりなリバイバルモデルを見て楽しんでいる。
モナコ 復刻版 レフトハンド Ref.CAW211P.FC6356
モナコ 復刻版 ライトハンド Ref.CAW2111.FC6183
ホイヤーオリジナルモナコ アンティーク