
歴史上丸形ウォッチしかつくったことのないブランパン。
その強いこだわりはムーンフェイズの顔にも出ている。
このウザ可愛い顔がなんとも言えないくらい愛くるしくなってくる。
手のかかる子の方が可愛いというのは本当のようだw
さてこのブランパンが生み出すムーンフェイズ付きの1本ですが、カレンダー機構も付いている。
キャリバー6639と呼ばれるモンスタームーブが搭載され、最大連続稼働時間192日というとんでもない化け物なのだ。
トリプルバレルが載せられ、なるほど192時間=8日間というのも納得がいく。
が、すごい。
7.60mmのケース厚にはムーンフェイズの他に先ほど記述したカレンダー(曜日、月)、
ブランパン特有のくねくねしたスネーク針のポインターデイト、
そして実はこれクロノグラフの機能もついています。
ワンプッシュクロノとよばれ、スタート、ストップ、リセットをすべて一つのボタンで操作する。
計測に特化している時計ではないので別にそこは一つで良い。
と、僕は思う。。
どうもこのトランプのジョーカーの顔のような小憎たらしいムーンフェイズの顔が気になってしょうがないw
こんなすごいムーブメントが後ろから覗ける仕組みになっている。
すごいのがこの巻き上げローターの模様。
これおそらく14Kかそれ以上の純度のゴールド。
動画で見るとやっぱりインデックスやハンズのゴールドの輝きがすごい。
テンプにもゴールドを使用しているらしい。
こんなに美しいのに192時間もパワーリザーブがあるんだからすごい。
ムーブメントは大きいが時計自体は40mmでケース厚は13mmとこれまたいい感じのサイズに収められたわけだ。
レッドゴールド製のケースでコンプリケーションやいろんな機構を詰め込んでいるので少々値は張るが思ったほどではない。
192時間というパワーリザーブやうざかわいいムーンフェイズのことを考えたら手にしたくなってくる。
実際ブランパンは好きな時計ブランドの一つで歴史が長いというのがやっぱりいい。
古典的なデザインが大好きでスネーク針や小さめのローマ数字なんかはジャブで効いてくる。
そこへもってこのムーンフェイズときたもんだ。
さらにこのモデルにはステンレスケースのタイプも存在しているがムーンの血色はあまりよくなく僕はこのゴールド製の方をおすすめする。
これはこれで目立たない感じで良いがせっかくならムーンは血色がよい小憎たらしいほうがよいw