
復活した初代のパネライ、ラジオミールの凄さに思わず唾を飲み込んでしまった。
初めてほんものの限定手巻きラジオミールのPAM00687を見てしまった。
素晴らしいほどにかっこいいデカうすウォッチで47mmという大きさを感じさせないデザインでした。
それはおそらくこのベゼルに秘密があるのではないかと思っている。
幅のあるベゼルのおかげで文字盤の直径が大きくなりすぎず、いい感じのサイズを保っている。
このラジオミールは見てお分かりのようにベゼルに刻印がしてある。
ここ何十年もベゼルに刻印されたラジオミールは存在しなかったこともあって、
ルミノールとの見分けがなかなか難しかった。
とは言ってもリューズガードがあるかないかだけかが大きな違いなんですけどそれに気づくのがむずかしいし、最初は僕も違いが分からなかった。
さてこのラジオミールの復刻版、30年代のモデルを模倣して復活した1本で、非常に人気の高いモデルなのだ。
日本に入って来ている数も少なく多くはイタリアで消化されているという、世界限定1000本。
確かにイタリア人は自国愛が強く自分の国の物に誇りを持っているから納得がいく。
フェラーリの458でも『458イタリア』と車名に国名が入っている。
このような国はイタリアだけだろう。
しかしこのパネライ、最近では自社ムーブメントのキャリバーPシリーズをどんどん載せてきている。
そして、
パネライは近年自社の時計に自社製ムーブメントを載せるとともに、
ケースも掘削ではなく鍛造製のステンレスを使用しているという。
磨けば磨くほどきれいな仕上がりになる鍛造仕上げ。
パネライの他にはロレックスやパテックフィリップがパイオニアだ。
今のところこの3社しか鍛造ステンレスは使用していない。
1930年代にはパネライのラジオミールは今のようには丸くはなかったのです。 年代を感じさせる12角形のケースに …
以前にもこちらの記事でこの復刻ラジオミールPAM00687の良さについて余すところなく解説しているのですがw、
実物は本当に良かった。。
このモデルはPAM00685と呼ばれる黒文字盤モデル。
同じく限定品だ。
これ実はねじ込みリューズなんですね。
なのに割と少ない3気圧防水(30m)w
こんなのは水につけたり絶対にしないですから30mでも十分だ。
この腕時計、かっこよすぎて身震いした。
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