
ラジオミールの初代の復刻版Ref.PAM00687を間近で見てパネライへの思いが一層強くなった今週。
パネライを知るうちに実はゼニスともコラボしていることが判明。
しかも僕が好きなラジオミールと。
パネライは現在自社製ムーブメントP.なんたらシリーズを展開し、マニュファクチュール化しているんですが、
前はムーブメントOPなんたらを載せて2シリーズを展開していた。
OPは『OFFICINE PANERAI』のことで、ETAや今回お話しするゼニスのエルプリメロやエリートなどに載せられていた680系のムーブメントを、
独自にルミノールやラジオミールに載せるためにモディファイしていたのだ。
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ラジオミール好きな僕が今回見つけたパネライとゼニスのコラボモデル、Ref.PAM00103と呼ばれる18KPG製のケースの1本は、
ゼニスのウルトラシンなどにも使われている超薄型ムーブメントキャリバー681と同じ系統の、
キャリバー680に手を加えたムーブメント、OP VIIを載せたラジオミールで、
2001年から2004年までしか作られなかったレアなモデルなのだ。
ラジオミール Ref.PAM00103
パネライにしては40mmの小型ケースでゼニスの薄型ムーブメントが採用された。
それかムーブメントに合わせてケースサイズを40mmにしたのか、
どちらが本位かは不明だ。
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後ろはシースルーバックでゼニスのムーブメントが覗ける。
それにしても巻き上げローターにこれでもかと彫られたパネライのロゴは少々やり過ぎ感があるがw
これもイタリア人らしいといえばそうかもしれない。
でもそこがパネライの良いところだ。
12角形の裏蓋がラジオミールの伝統を引き継いでいる。
なんだかんだ言って、僕の好きなラジオミールにムーブメント屋さんでもあるゼニスのムーブメントが入っているとやっぱり安心する。
近年のパネライのマニュファクチュール化でステンレスケースも掘削から鍛造に変わってきていて、ますます時計としての価値が上がる一方だ。
このピンクゴールドラジオミールもゼニスという世界最高峰のムーブメントが載っていることによって時計自体の価値が高くなる。
なにより、3、4年しか作られなかったのでレアだ。
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腕にするとこんな感じ。
やっぱりゴールド製のケースだと高級感がパネーライだw
全然関係ないが、裏表両面丸みがあってアイクポッドのようなスタイルも持っている。
ラジオミール Ref.PAM00103
ロレックスやウブロとコラボしていることは有名なゼニスだが、まさか過去にパネライともコラボしているとは思いもしなかった。
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