
さて30代のみなさまようこそw
僕もアラサーで20代の方のアラサーではなくて30歳を超えてしまった部類でして。
みなさんの味方ですw
さて同胞の時計好きの30代の方ならどの時計を買うべきか悩むところであります。
僕は常に時計のことを考えていてどれがいいかなあなんてよく試案するのですが、
まず最初に来るのがドレスウォッチかスポーツウォッチ。
僕がより好きなのは前者の方で好きなブランドは、
ロレックス、IWC、ブレゲで多少価格帯は違うのですが、パテックフィリップやヴァシュロンコンスタンタンも好きですw
今回は50万円から100万円までという価格設定を設けてクラシックでずっと使っていけるなおかつ美しい、かっこいい10本を紹介したいと思うのです。
第1位 IWC ポルトギーゼ Ref.371404
この価格帯なら一番はやっぱりこれしかない!
僕がこれまで口を酸っぱくして言ってきたようにこれほど美しい腕時計は他にはそう滅多にない。
バランスのとれた外観に均衡のとれた文字盤のデザイン。
全てが完璧に近い美しいデザインだ。
最近ポルトギーゼ良かったな、 と思い出す日が多くなりましたw 手放してわかる、 あのありがたみ。 これって恋? …
こちらの記事でも紹介しているんですが、ポルトギーゼに執心してはや7年。
飽きることのないクラシックで優雅でエレガントなポルトギーゼのIW371404逆パンダは女性受けも正直かなり良かった。
ひとつだけ残念なことが。
新品がもうないのだ。
なのでこのモデルは程度の良い物を中古で買うしかないのだが、
僕が中古でこの逆パンダを買った時はうれしくてしょうがなかったのを覚えている。
5年間もオーバーホールをしなかったし、日差も-3秒くらいで言うことのない1本だった。
ということで文句なしでこの価格帯ならこれが一番。
第2位 ウブロ クラシックフュージョン Ref.511.CM.7170.LR
どこか上位でこのモデルを入れたかったが結局2位にした。
やはりこの青色が美しすぎて癖になりそうだからだ。
というかもうなっているからこの位置に定着させたのかもしれない。
これを選んだ理由はもう一つあって、ケースの素材がセラミックだからだ。
セラミック素材は珍しく、
ステンレスやゴールド系などとは違った感覚を味わえるというかセラミックにしか出せない独特の雰囲気が人気で、
近年、各ブランドセラミックケースモデルをよく発表していてそれがなかなかかっこいい。
このウブロも2017年の新作でこの素材感がたまらないのだ。
金属アレルギーにも良さそうだし時代は青だ!ということでこれが2位。
めちゃくちゃかっこいい。
第3位 クロノスイス レギュレター 30 Ref.CH-2813
第3位はクロノスイスのレギュレータにした。
このモデルはレギュレーターといって、時針と分針が同軸上にない機構というか計測の仕方を採用したモデルで、
腕時計の自由度も表現したユニークなタイプ。
ギョーシエと呼ばれるこのギザギザハートの子守歌のようなベゼルとリューズが特徴的な古典的なスタイルが非常にかっこいい。
ダイヤルやインダイヤルにもそれぞれ別の模様を描きこれぞヨーロッパといった非常に美しいデザインに思わずため息が出そうだ。
しかもこれが100万円を優に下回っている。
image by www.jomashop.com
第4位 ジャガールクルト メモボックス Ref.Q1418430
第4位はジャガールクルトのマスターメモボックス。
この腕時計の一番のポイントはシンプルで美しいというのはもちろんなのだが、
アラーム機能がついているのだ。
ミニッツリピーターと呼ばれるアラームの機能が腕時計内でじりじりと音を鳴らせる。
こんな音色。
40mmのケースにデイト機能とミニッツリピーターという珍しい1本が100万円以下で実現している。
しかも名門ジャガールクルトだ。
全てを自社生産するマニュファクチュールのジャガールクルトの腕時計がこの価格で買えるとは思ってもみなかった。
そういう驚きから4位だ。
なによりシンプルで美しい。
image by www.prestigetime.com
第5位 ジャケドロー グランセコンド オフセンター
第5位はジャケドロー。
それどこのブランド?と思われるかもしれないが、列記としたスイスのブランドで1738年に設立された歴史の長い老舗。
2世紀ほど時計作りを休業していたがスウォッチグループの傘下になってから当時の創設者、ジャケドローの哲学を受け継いだ美しいドレスウォッチを作っている。
ジャケドローという孤高の天才と呼ばれた時計師。 1738年に設立された工房から生み出された時計はイギリスやフラ …
こちらの記事でも天才時計師ジャケドローの腕時計について書いているので良かったら一読どうぞ。
ご覧のようにジャケドローの腕時計の特徴は無機質な美しさ。
無や無限を表現したようなスタイルが特徴的で調和を意味する8という数字にもこだわりを見せている。
他には無い唯一無二のブランドがこのジャケドロー。
3世紀近い歴史をもつメゾンは時計界の中でもかなり古いほうだ。
スウォッチグループのおかげでこうしてジャケドローの腕時計に出会えたことに感謝したいくらいだ。
第6位 ジラールペルゴ 1966 ムーンフェイズ&デイト Ref.49545-11-1A1-BB60
第6位はジラールペルゴ。
元々の設立は1792年と結構古い。
1861年には、日本にも来たことがあるというジラールの義理の弟。
横浜にスイス時計商館を開くなど、日本とも所縁のあるブランド。
そんなジラールペルゴの中でも1966というラインはひと際クラシカルでなかなかオシャレだ。
この1966のポイントはポインターデイトと言って針で日付を示すタイプが付いていること。
通常のデイト機能は日付を窓に表示するがこういった珍しいタイプはやっぱり目を惹く。
そして何よりムーンフェイズが素晴らしい。
ジラールペルゴでデイトとムーンフェイズがついて100万円を切るとは夢みたいだ。
コンプリケーションを積んだ超が付く高級時計をいくつも生み出す同社の時計からは想像できない安さ。
第7位 ジャガールクルト マスター・ウルトラスリム・ムーン39
まともやジャガールクルトそしてまたもやムーンフェイズ。
このモデルはいらないモノを綺麗にそぎ落としたあとにムーンフェイズを載せたようなデザインが特徴的で、
シャープなインデックスやハンズ(針)をデザインの基調とするジャガールクルトの特色がよくわかる1本。
ムーンフェイズとムーンフェイズ周りのポインターデイトがすごく良いアクセントになっている。
文字盤は2色で展開されどちらも良いが僕個人的には白文字盤がおすすめだ。
image by timeandtidewatches.com
第8位 ジャガールクルト マスター・ウルトラスリム・リザーブ・ド・マルシェ Ref.Q1378420
第8位も同じくジャガールクルトのマスターウルトラスリムシリーズだ。
これはただ選ぶのがめんどくさくてそうしたわけじゃないw
このマスターリザーブドマルシェはジャガールクルトの中で僕が昔一番欲しかったモデルでウルトラスリムは定番の外せないクラシカルウォッチなのだ。
ジャガールクルトの特徴はそのシルバー/ホワイトの使い方が巧みなところだ。
シャープなインデックスバーや針が特徴でホワイトのようなシルバーときれいに合わせることによって、
どこか刃物のような鋭さを持った美しい時計に仕上げている。
それに3つのインダイヤル、
正確に言えば2つのインダイヤルとパワーリザーブインジケーターを組み合わせ、
青い針をアクセントに仕上げたこのモデルがそこはかとなく好きだったのだ。
リザーブドマルシェとはパワーリザーブインジケーターのことでフランス語だ。
いつの日か大人の階段を上ってもうシンデレラじゃなくなった僕がもう一度このモデルを見てみてやっぱりまだかっこいいと感じるのは、
このデザインが普遍的だからだと気づいたからなのだ。
第9位 ゼニス エリート クロノグラフ クラシック 03.2270.4069/01.C493
9位になってようやく登場したゼニス。
腕時計が一流なのは皆さんご存知でしょうが、
ムーブメントを作ることにも長けている技術屋の色も持つゼニスは絶対外せない。
落ち着いた雰囲気のエリートが同社のクラシカルウォッチのラインで、エリートのクロノグラフは、
クロノグラフであることをあまり見せつけない奥ゆかしいデザインになっていて、
プッシュボタン類などがあまり外に出っ張っていない。
それに比例するかのように控えめな文字盤とインダイヤルに惹かれ、クロノグラフでありながらもドレスウォッチの一つに追加した次第だ。
『クロノグラフでありながらドレスウォッチ』というのを体現したとても良い見本的な1本で、
シャープで非常に細い線の針とインデックスが本当に美しい。
本当に癖になりそうな華奢な線が美しいのが特徴で、クロノグラフじゃないモデルよりも、よりドレスウォッチっぽい。
image by watchland-gallery.jp
第10位 フランクミュラー マスタースクエア 6000HSCDT
最後になりましたが、フランクミュラーのマスタースクエア。
フランクミュラーはもっと高いと思っていませんでしたか?
トノー型ウォッチのスペシャリストとしてセレブや富裕層から熱い支持を得ている同社の時計は、
時代の最先端を行くデザインが魅力でいつも見た目でなにか驚かされる。
ヴァンガードやトノウカーベックスはさらにもう1ステップ上の価格帯だが、
マスタースクエアという真四角なモデルはフランクミュラーでありながら100万円を下回る価格帯で販売されている。
30代の時計ランキングということで大人の時計ともいえるトノー型の時計は外すわけにはいかない。
トノーといえばフランクミュラーという代名詞が僕の中にあったのだ。
最後に
いかがでしょうか?
もうお気づきだと思いますが、ロレックスがはいっていない。
そうなんです、ロレックスにはチェリーニというクラシカルなラインがあるのですが、100万円を超える価格設定になっている。
中古ならばいろいろあるのですが、50万円から100万円の間にはご覧の通り新品で非常に美しいドレスウォッチが存在するので、
ロレックスのドレスウォッチはまたの機会に価格帯を上げたランキングで紹介したいと思う。
今回選んだ10選は僕が買うならリストをそのまま多少順位の変更などはあるがピックアップしたもので、
どれも僕好みの時計ばかり。
僕が選んだ10本のランキングが時計好き30代男性の方々の助けになればなと思う。
ではまた。