
さて、梅雨の時期に入った日本ですが、
こうジメジメする時期はなんかこう、スカッとした腕時計を着けたいはずだw
僕だけでしょうか?
ということでまず一番に思いついたのがジャガールクルト。
なぜかって?
それはまずケースと文字盤のジャガーシルバー(僕が名付けた( ̄ー ̄)ニヤリ)がひんやりクールな感じでジメジメをまず吹き飛ばしてくれそうだからだ。
あともう一つは文字盤のシャープなデザイン。
通常インデックスバーはとがっていない。
ジャガールクルトのシリーズはどれもインデックスバーやハンズと呼ばれる針類がすべてシャープに鋭利に尖っていて、
それがすごくすっきりした印象を与えている。
こんな感じでどこか無機質で冷徹な感じがする。
いかにも機械といった感じで正確無比な印象も与える。
事実ジャガールクルトというと技術屋という特色もある完全マニュファクチュールのブランドで、
正確な時計を作らせたらぴか一だ。
歴史もあり、ぶれないブランド哲学が魅力的なスイスの名門中の名門だ。
これは僕が昔一番好きだったジャガールクルトのマスターウルトラスリムシリーズのリザーブドマルシェというパワーリザーブインジケーターが表示されたモデルで、シルバーホワイトと青のアクセントが特徴的なクールな1本。
39mmと意外と小さい。
時代のメインストリームである時計の巨大化という動きには乗らず、独自の路線を行くジャガールクルト。
そういったフィロソフィーもジャガールクルトが愛される所以だ。
ジャガールクルトを好む人はどこか落ち着きのある人で知的な印象を与える人が多かった気がする。
このリザーブドマルシェはシンプルな機構しかついていない。
2時位置にはポインターデイト、いわゆる日付表示機能。
6時位置にはスモールセコンド、11時位置にこのモデル名の由来であるパワーリザーブインジケーターがついている。
いわゆる、リザーブドマルシェ。
実はインジケーターが付いている割にはパワーリザーブは43時間と意外と短い。
短いから表示があったほうが良いのかもしれないが。
ただこのインジケーターがあるおかげで時計が間延びせず、インダイヤルがバランスのとれたY字に配置されている。
とにかく無駄のない美しい1本だ。
この時計はスーツに最高に合うに違いない。
というかジャガールクルトのどの時計もスーツやフォーマルな設定でデザインされているように思える。
僕が昔一番欲しかったジャガールクルトなのですが、このシンプルで時代の流れに影響されない普遍的なデザインは、
いまでもものすごくかっこいいと思う。
梅雨なんか吹き飛ばしそうなクールで知的な1本だと思う。