
クロノスイスは最近、趣の変わった新しいタイプのよりスポーティなラインを登場させていますが、
昔のクラシックな雰囲気のあるモデルがやっぱりクロノスイスらしくて好きだ。
僕が好きな昔のクロノスイス、
そうベゼルもリューズもまだギョーシエ彫りだったころ。
まずは、
デルフィス Ref.CH1423
このモデルはレギュレーターといって時針と分針がバラバラになっているタイプ。
これが僕の大好物。
直径38と昔のサイズを意識したような大きさで古典的なデザインと良く合っている。
一度なくなったギョーシエ彫りのベゼル。
クロノスイスのオーナーが変わる前にはあったと聞いている。
ということはクロノスイス本来のデザインがこのギザギザベゼルなのだ。
これが昔のヨーロッパを思い起こさせるデザインで良い。
つぎは、
レギュレーター クロノスコープ ビジブル コラムホイール Ref.CH1523RC
image by www.chronohearts.com
このモデルにはトゥールビヨンが付いている。
6時位置に見えるのがその姿勢差を調整する機構トゥールビヨン。
これが付いていると時計の価値が数百万円までなったりする。
このモデルもレギュレーターでリューズのところにクロノグラフ用のスタート/ストップボタンが付いている。
レギュレーターでクロノグラフがついたモデルはこれが世界初だそうだ。
たしかに珍しい。
希少な1本でもう中古しか出回っていないみたいだ。
38mmの直径で、このサイズ感が中世ヨーロッパっぽくてコレクション性を感じる。
なによりギョーシエ彫りの外観がグー。
3本目は
レギュレーター30 世界限定300本モデル Ref.CH2813
最後はこれ、
クロノスイス設立30周年を記念して作られたレギュレーター。
12時位置にある小窓で時間を針で分を表示しています。
下の針は秒を刻むスモールセコンド。
この手のスタイルは機械時計の中でも珍しい。
インダイヤルの中と外で違う模様が彫られた綺麗な文字盤でとても人気の高い1本だ。
300本限定ということもあり希少性がある。
こうしてみてみるとやはりどちらもアンティーク感があってすごく良い。
横から見た時の平行な感じやラグ、文字盤の書体や模様などなど、全てが古典的なデザイン。
それがすべて自動巻きや手巻きで作られています。
レギュレーターでおすすめするならやはりクロノスイスとIWCでしょう。
どちらも昔ながらの美しいデザインをテーマとしたレギュレーターを生み出し、
懐中時計のような印象さえ与えてくれる。
中世ヨーロッパの趣が好きならクロノスイスの方が良い。