
ウブロにはものすごい常識を逸脱した腕時計がいくつもある。
その中でも僕はただのコンセプトウォッチだろうと思っていたものに、
クラシックフュージョンとレザー文字盤を融合したモデルがある。
実はこれ実際に販売されている。
このモデル本当にクラシックフュージョンコンセプトである異素材の融合を見事に成し遂げた1本としか言いようがない清々しさ。
文字盤にレザーを使うというのはさすがに思いつかない。
ブレゲのクラシックトラディションのことなんですが、
文字盤をシースルーにしたりするのが僕にとってインパクトの大きい出来事だった。、
今回はそれと同じくらいちょっとびっくりした。
最近ではタグホイヤーのムーブメントをシースルーにするというのにも感銘を受けた。
このモデルなんてなんて表現していいかわからないw
そこが魅力的だ。
このレザーは実はイタリアのベルルッティというブランドの皮で、
イタリアといえば革製品で有名ですが、
サントーニやベルルッティは中でも名門。
ベルルッティの皮で文字盤及びストラップを制作している。
アンティーク感もあるにはあるが古い時計には見えない。
新しい時計をヴィンテージ加工している様にしか見えないがこれはちょっとインパクトの大きいスタイル。
ちょっと面食らってしまった。
これは全身ブラックのブラックマジックの親戚みたいなモデル。
クラシックフュージョンのベルルッティモデルのブラックアウトタイプ。
このモデルも視認性は悪いがなかなかかっこいい。
もはやウブロは視認性うんぬんを言って買う腕時計じゃない。
ブランド全体で魔法をかけているw
とにかくかっこいい人目を惹く腕時計を作らせたらウブロはぴか一で、
この辺の重点の置き方がロレックスとは違う。
ロレックスを良くウブロの例えの中に出したりしていますが、
僕はこの2つはある意味ライバルだと思っている。
コンセプトも見た目も歴史も全く異なる両者ですが、
それゆえにこの2つはライバルでありながら、
割とユーザーの嗜好も両者に行くんではないかなと僕の感覚からそう思っている。
共通点といえばどちらも成功者の時計。
売れに売れている理由はそこにあったりする。
このベルルッティのレザーとのフュージョンは僕の中ではかなりありありのアリゲーターだ。
因みにレザーはアリゲーターではなく牛革だ。