
シーマスタープロフェッショナルの魅力は僕はこのヘリウムエスケープバルブにあると思う。
時計は装着して潜水するとどうしてもヘリウムが侵入してくる。
そうなると潜水から帰還する場合に負圧で時計のガラスが破損したりぶっ飛んだりするらしい。
ということでヘリウムガスを排出しながら浮上しなければならないということで、
最初はロレックスがフランスの潜水会社コメックスと開発した技術だが、
オメガも倣ってロレックスとは別の形でヘリウムエスケープバルブを搭載している。
僕がこれがシーマスターの魅力だと思うのはもちろん見た目の面から。
このエスケープバルブがかっこいい。
時計の左側には通常何も配置されていないのが通例。
もちろんほとんどの腕時計は右利き用つまり左腕につけるために設計されているため、
右手で操作するために時計の右側にリューズやプッシャー類を配備する。
しかしシードゥエラーのヘリウムガス排出バルブもそうだが、
シーマスターのヘリウムガスエスケープバルブは左上部に配置され、
これがなにか特殊な時計なんじゃないかという雰囲気を出している。
シーマスタープロフェッショナルの魅力はそこにある。
プロフェッショナル300の防水性は300、
プロフェッショナルプラネットオーシャンは600m防水と飽和潜水が出来る程の防水力。
オメガもなかなかすごい。
ロレックスのシードゥエラーと違うのは防水性はもちろんのことだが、
デザインの多さにあると思う。
オメガのスピードマスターの種類の多さは皆さんご存知めちゃくちゃ多い。
ロレックスのデイトジャストとどっちが多いかわからないくらい多い気がする。
シーマスタープロフェッショナルにもけっこう種類がある。
こういうのは選ぶ楽しみがあってよいのと、
色使いや文字盤の詳細の違いで結構好きの度合いが変わってくる。
そういう点でもバリエーションが多いのはすごくありがたい。
僕はオメガのブロードアローが好きだし、このヘリウムガスのエスケープバルブがけっこう決め手になった。
ああ、なかなかうまい。
見せ方とかが最高だ。
こういう風に日本でもコマーシャルをすればいいのにと思ってしまう。
まとめ
ということで簡単にまとめるとこうだ。
シーマスタープロフェッショナルの魅力は、
- ヘリウムガスエスケープバルブが生み出す特殊感のあるデザイン。
- バリエーションの多さ
この2つを魅力的に感じないだろうか?
僕はオーデマピゲのオフショアダイバーのオレンジ色はなかなか好きになれなかったが、
オメガのシーマスタープラネットオーシャンのオレンジ色は結構気に入っている。
非常に高級感がある。
文字盤が黒いのが良いのかもしれない。
防水性は600mと十分。