H.モーザー・マユ改めエンデバースモールセコンド

H.モーザーという元はロシアのブランド。

1828年に創業され1917年ごろまで時計作りは続いた。

2002年に復活を遂げるまで休眠状態となったH.モーザーだが、

21世紀に突入してからは精力的に時計作りにいそしんでいるブランド。

当時の哲学を受け継いでいるのか、

時計は艶めかしく美しい妖艶なデザイン。

ドイツでもないスイスでもない、

もちろん日本とも大きくかけ離れたデザインは称賛に値するほど美しい。

曲線と文字盤の影が特徴的で見る者を虜にしてしまう腕時計だ。

H.モーザーのマユはその中でもスモールセコンドがアクセントになった綺麗な文字盤を持つモデルで、

文字盤ぎりぎりまで伸びるスモールセコンドの秒針が特徴的。

どうしてこんなことになるのかというと、

32mmのムーブメントがケースぎりぎりまで詰め込まれているから。

マユのケースは38.8mmで、ベゼルなどを除くとちょうどそのくらいの大きさになる。

何もない3針を得意とする綺麗な時計にスモールセコンドが6時位置に陣取る。

リーフ針との相性もすごく良い。

うーーーむ、

すごくきれいだ。

最後の裏返す瞬間がなんとも言えない。

H.モーザー マユ

と、

マユと呼ばれるのは2014年まで。

2014年からはマユから、

『エンデバースモールセコンド』

と名称を変え新たにエンデバーシリーズがスタート。

どうして名前を変えたのかは定かではないが、

美しさやデザインに変更がないので良し。

Cal.HMC321

自社製手巻きムーブメントCal.HMC321を搭載し、

パワーリザーブも3日間というロングリザーブを誇る。

シースルーのバックから覗くムーブメントにはパワーリザーブインジケーターも付いている。

毎秒5振動というかなりの低ビートで振動し、

毎時に直すと18000振動と耐久性に長けたムーブメントでもある。

ケースサイドはこんな感じ。

実はケースサイドにもラグから切れ込みを入れ彫刻をしたかのような特徴を持たせている。

こういった面でも他には無い細工がされている。

そういったところも感覚的に美しさを感じる要素なのかもしれない。