
さて、僕はF1が大好きで毎回欠かさずテレビで中継を見ていたわけですが、
やっぱりF1はターボエンジンになる前の自然吸気の8気筒で甲高い音が出るのが大好きだ。
しかし時代はV6のターボに進化し、
レーシングの世界もエコを唱えるようになった。
それはそれでも十分F1は楽しいのですが、
エンジンの規定などを変えたことにより勢力図ががらりと変化したのも事実。
これがメルセデスGPのドライバーが握るステアリングハンドル。
ゲームのコントローラーみたいだ。
複雑そのもの。
咄嗟にどのボタンを押せばよいのかわからなくなりそうだ。
この特別なカラーリングは時計にも採用されている。
さきほどのステアリングホイールと同じようなカラーリングだ。
ベル&ロスとルノー・スポール・F1とのコラボモデルで、
時計のデザインはルノーのF1マシンをイメージして生み出された。
ダイヤル外周のマルチカラーはもちろんステアリングのボタンの色から、
ベゼル周りやケースに使用されている黄色はもちろんルノーのチームカラーから。
もともとフランスの時計ブランドであるベル&ロスがルノーのF1チームとパートナーシップ結んだことにより誕生したモデルがこれ。
とてもユニークな色使いでこのファンキーさが癖になりそうな四角い時計。
5秒ごとに区切られた視覚的工夫がとても面白い1本。
これがルノーのF1マシン RS17。
黄色を基調とし、
黒も多めに使ったという今季のマシン。
ケースサイズは45mmx45mm。
正方形に作られた面白い腕時計。
40時間のパワーリザーブと100メートルの防水性を誇る。
結構欲しい。
こっちのモデルはそのパートナーシップモデルのトゥールビヨンタイプ。
ベル&ロスにもトゥールビヨンが存在する。
技術力の高さもF1並みにあるようだ。
バーゼルで発表されたベル&ロスとルノーのコラボモデルの3部作の1つで一番高額なのがこれ。
フォージドカーボンケースにはカーボンファイバーを使用したダイヤルが配備される。
プッシュボタンやケース周りにはセラミック素材のバンパーやラバーを装備し耐衝撃性を向上させる工夫がしてある。
こっちのモデルも45mmx45mmの正方形で100mの防水性も同じ。
毎秒6振動というロービート手巻きムーブメントCal.BR-CAL.283を載せ、
4日間という長いリザーブを持つ。
3部作の目玉的存在の1本だ。
ベル&ロスとルノーF1コラボでも一番シンプルなのがこれ。
マットブラックのセラミックをケース素材に採用し、
文字盤は見た通りカーボンファイバー製。
クロノグラフのカウンター針やプッシュボタンの片方だけを黄色くすることで、
躍動感やスポーツ性、視認性を強調したデザインになっている。
使う色は少ないですが、いろいろな工夫がデザインのいたるところにみられる3部作のなかでも一番シンプルな時計。
ケースサイズも他の2種類と比べると縦横ともに3mmずつ短い42mm四方の1本。
パワーリザーブは40時間あり防水性は100mある。
価格も一番安くルノーファンならコレクションに加えても良いだろう。
四角い時計の良いところは遊び心があるところ。
ちょっと富裕層が持っていそうなのもこういった一味も二味も変わった時計。
見れば見る程味が出てくるのがベル&ロス。
これから街中でどんどん四角い時計を見る機会が増えるのではないかなと思っている。