
ウブロの魅力といえば、
その時代の最前線にいる前衛的な策略とデザイン力。
昔の野暮ったいデザインの『クラシック』シリーズを一掃、
クラシックフュージョンという名の異素材を融合するという時計界では完全に新しい試みが功を制し、
ウブロの名は世界中に轟き、
富裕層を中心にロレックスにも劣らない人気を博している。
スポーツ選手とのコラボも企画し、
マラドーナ、香川真司、マリアシャラポワなどなど有名人とコラボしたモデルを挙げれば大量にある。
ウブロの魅力は古い決まりにとらわれず常に新しい可能性に挑戦する機動力というのも挙げられる。
近年、ウブロは腕時計の小型化に結構精力的。
時代は時計を大きくし過ぎた。
という流れからクラシックフュージョンのサイズも42mmに小型化したシリーズを展開するのに積極的。
このチタンモデルのクラシックフュージョンは最初45mmで誕生した。
45mmというサイズはウブロらしく存在感をアピールする点ではブランド理念に違いないが、
45mmじゃ大きすぎるという人もいる。
僕は自分の腕のサイズ的には40mmくらいが普通のサイズで42mmくらいからはデカウォッチのカテゴリに入ってくる。
45mmになるとおそらくこれはアクセサリーの方にウェイトが行きそうなくらい大きい。
僕はその腕に幅いっぱいに占める時計が大好きですが。
僕はデカウォッチが大好きなので50mmくらいまでは許容範囲。
これぐらい大きくても夏はいいんですけどね。
冬だとジャケットが脱ぎ着できなくなってしまうw
厚みも~から12mmへとダウンサイズしているので装着感は昔の時計並みといった軽さを感じる。
僕はミリタリーウォッチのデカ厚になれていたので、
つけた瞬間、
か、軽い。
ち、小さい。
という感覚に陥る。
表面はこんな感じ。
サンレイ仕上げと呼ばれる、
中心から外に向かって放射状に長めの線が放たれている。
こういう仕上げをサンレイ及びヘアライン仕上げという。
高級時計にはこういう仕立てが施してあることが多い。
針とインデックスにはポリッシュ仕上げが施してあり
サンレイとともに良くある高級な組み合わせ。
このハンズと呼ばれる針はウブロ独特のストレートハンズ。
剣のようにも見える。
- ケース直径: 42mm
- ケース厚: 12mm
- ムーブメント: 自動巻きCal.HUB1153
- パワーリザーブ: 時間
- ケース素材: チタン
- 防水性: 50m
スペックはこんな感じ。
ストラップはアリゲーター素材。
青い文字盤と青いアリゲーターストラップの組み合わせがクール。
チタニウムという冷たい感覚の素材とウブロの青が割と合っている気がする。
このモデルのもう一つの魅力は軽さ。
クラシックフュージョンということで、
いろいろな素材を融合していて、
チタンという素材をケースに全面的に使用しているため、
重さは95gという軽さを実現している。
42mmというサイズに小さくし軽量化されたことで、
装着感は45mmモデルと比べるとかなりアップしている。
存在感、ステータスを最重要視していたウブロの時計も、
装着感や実用性という次元にも幅を広げている。
まったく別のアプローチをするロレックスとウブロ。
同じように高い人気を誇る両者の魅力が全く別のところにあるが、
ウブロが実用性も備えたアプローチをしている。
なんとアリゲーターストラップの裏側にはラバー素材を縫い付けた、
グミアリゲーターというストラップを使用し、
撥水性と着け心地という実用性を備える。