
さてさて小栗旬さん。
飛ぶ鳥を落とす勢いの人気を誇る彼がドラマなどで着用する腕時計ブランドのひとつにブライトリングがあります。
ナビタイマークロノグラフ Ref.A132BJANP
と呼ばれるモデル。
『ウロボロスこの愛こそ、正義』
で着用しているモデルにナビタイマーが挙げられます。
このオーソドックスなブライトリングらしいクロノグラフ。
バランスの良いインダイヤル、サブダイヤルのデザインや他には7連のブレスレット。
とにかく男心をくすぐる要素が多いのがこのナビタイマー。
『リッチマン、プアマン in ニューヨーク』
で着用しているゴールドのクロノグラフもブライトリング。
モンブリランというモデルですが、ナビタイマーの派生モノです。
ベースは似ています。
例えドラマの中とはいえ、小栗旬さんが腕にしているのはステータス性の高い腕時計だということ。
ドラマの役柄そうだとしても、ステータスの高さ、裕福さをアピールできる腕時計だということだし、
個人の持ち物だとしたらさらにブライトリングの評価は高いんじゃないでしょうかね。
良い物をたくさん持っているでしょうから、その中で選ばれたブライトリング。
ナビタイマーの魅力が一流の芸能人に認められているということでしょうか。
まあとにかく腕に着用している感じ、時計そのもの、どちらも本当にかっこいい。
これが30代、40代の男性があこがれるブライトリングの魅力であり人気の理由。
やはりブライトリングが好きな男性はナビタイマーかモンブリランが一番人気で、30代~50代の幅広いオシャレな男性に支持されている。
ナビタイマーは1952年に誕生したクロノグラフ。
当時はまだ自動巻きクロノグラフのムーブメントが出来ていませんでしたから、手巻きでなんとかやっていました。
別になんとかやっていたわけじゃないんですけどねw
ただクロノグラフの自動巻きムーブメントが1969年のアポロ11号が月面着陸した年に完成したもんですから、
それまでは世界中で手巻きムーブメントが普通だったんですな。
この1969年に完成した自動巻きクロノグラフムーブメントにはちょっとしたいざこざがあるというか、
ゼニスとブライトリングがどっちが先にクロノグラフムーブメントを生み出したかでちょっとしたバトルになっている。
ゼニスの言い分ではブライトリングが作ったのはモジュールでムーブメントではないと。
クロノグラフモジュールを載せたムーブメントを世界で最初につくったのはゼニスだと主張しています。
どうなのかわかりませんが、ブライトリングが生み出した(世界)初の自動巻きクロノグラフムーブメント、Cal.11は有名です。
世界で初めて生まれた自動巻きクロノグラフムーブメントを開発したのがブライトリングだとも言われているので、
そこが時計の歴史的に見ても魅力になっているんでしょうね。
ブレゲの熱狂的ファンがいるのもやはりパイオニアへの尊敬があるからじゃないでしょうか。
このCal.11ですが、手巻きムーブメントのリューズが右側にあったため、リューズを巻かなくてもいいよというアピールのため、
リューズを敢えて左側に設置したデザインを持っていました。
自動巻きと手巻きの違いを一目で認識させる目的だったと言われています。
こういうやつ。
これは当時の左リューズへのおマージとして作られたモデル。
確かに味がある。
僕はこのリューズとプッシャー2つを繋ぐ3角形をブライトリングの3角形と呼ぼうかどうか考えているw
おそらく流行らない。
ナビタイマーが人気なのはやはりこのデザインでしょう。
計算尺がいろいろ付いているのと回転ベゼルがギザギザになっている点。
あと、この基本デザインはずっと変わらないため、昔ナビタイマーが好きだった男性が年をとっても現代のモデルに抵抗を持ちません。
つまり幅広い年代でナビタイマーが愛される理由となっているのはそのため。
基本デザインがまずベーシックでかっこいい、特別エディションじゃなくてもインダイヤルと文字盤やケースとのバランス、調和がとれている点と、
それがずっと変わらない点。
これらが合わさって長い間、愛されている。