
腕時計の世界は面白い。
何が面白いって、時計メーカーがたくさんあって、
その中からいろいろな用途に合わせたモデルが存在して、
その中から自分にあったシリーズを探して、
その中から自分好みの文字盤とかカラーを見つけて、
その中で予算とあっていれば欲しくなって買っちゃうわけで、
いろいろなバリエーションがあるのがやっぱり楽しいわけです。
欲しくない腕時計でも選択肢にあると人間としてやっぱりうれしいわけです。
ロレックスが大好きだという人がいても、オメガやゼニスがあるからロレックスの良さが分かるわけで、
反対もまた言えるわけです。
最近はずっとウブロについて、特に芸能人が愛用するウブロについて話していましたが、
やっぱりロレックスの良さは蔑ろには出来ない。
ウブロはウブロで特殊なスタイルがある時計ブランドですが、
ロレックスにもまた変わった側面があるのをご存知でしょうか?
ロレックスというブランドはとても硬派で変なことをしないブランドとしても有名で、
時計の精度をあげるべく日夜研究し続けるメーカーで、精度に関しては世界一と言っても過言ではないブランドです。
そんなロレックスのの変わった側面と言えば、
カスタムロレックス
が存在する点。
カスタムロレックスとは、ロレックス社が公式でカスタムするわけではなく、
ロレックスを所有しているオーナーが個人で個体に手を加え、カスタムするという。
そういった流れがハードコアのロレックスオーナーの中にあります。
例えば所ジョージさんのカスタムミルガウス。
風防と文字盤を外して、ビスケットを入れるというカスタムw
500円玉というのもありましたが、おそらくこれを超えるカスタムは世界中探してもないでしょうw
ロレックスをまるで100均で買った腕時計のように扱う姿はまさに道楽w
こういったカスタムはもちろん珍しい部類のチューンアップなんですが、
ロレックスのカスタムといえばやはりブラックPVD加工が一番人気だと思います。
デイトナ Ref.116520 カスタム
このモデルはキャイーンの天野ひろゆきさんが愛用しているカスタムデイトナ。
ロレックスの腕時計を微粒子とかでコーティングして皮膜を作って黒くするカスタムです。
業者に頼んでするタイプのカスタムなので金額は数十万円するわけですが、出来上がった完成品は確かに異質。
ですが、磨き上げられた904Lスーパーステンレスの密度の高い金属素材が見えなくなるので、僕個人的には全然お勧めしません。
カスタムした時点でロレックスの正規メンテナンスやオーバーホールを受けられなくなるばかりか、リセールバリューの価格も落ちてしまいます。
そういったデメリットを覚悟のうえでやるならいいですが、ロレックスを試算として持っておきたい場合はやめたほうがいいです。
年に何度か行うオーバーホールですが、どこに持っていけばいいのか、ということになってしまいますから。
ロレックス専門店の909に持っていけば間違いないでしょうが。。