
ホイヤー01を使用しているカレラクロノグラフ
実はですね、タグホイヤーはその昔、セイコーのムーブメントをベースとしたムーブメントを作っていたのです。
今でもそのムーブメントは多くのカレラに搭載されていますが、それが皆さんも知っているCal.1887と呼ばれるムーブメントです。
このキャリバー1887というムーブメントはセイコーの6Sクロノグラフと呼ばれるムーブメントとまるっきり同じ構造のムーブメントで、セイコーから使用権を購入して独自の部品などを使用して作っているんですね。
それから2015年にはそのキャリバー1887をベースにホイヤー01と呼ばれるクロノグラフムーブメントを生み出しました。
皆さんもご存知の美しい自社製クロノグラフムーブメントなんですが、今日はこの見せるムーブメントCal.ホイヤー01を搭載したモデルを紹介したいと思います。
カレラ キャリバー ホイヤー01 クロノグラフ Ref.CAR201V.FT6046
このモデルはもうお馴染みですね。
綺麗なムーブメントを見せるためにケースバックのみならず、文字盤までもシースルーにして話題を呼んだカレラクロノグラフです。
ステンレスケース、セラミックベゼル、ラバーストラップというスポーティそのままな組み合わせですが、このオーソドックスな感じが良い。
と言うかとても良い。
ターゲットは若い男性ですが、男性が好きな要素がたくさん盛り込まれている1本ですから、30代以上の男性でもオフの日に使用できるタイプです。
価格帯もかなり低めに設定されていますから、運動会や日曜大工などでも使用できる実用性のある1本だと言えるでしょう。
綺麗なムーブメントが味噌ですねやっぱり。
カレラ キャリバー ホイヤー01 クロノグラフ フルブラック Ref.CAR2A91.BH0742
全身ブラックなボディはご想像の通り、セラミック素材です。
シャネルのJ12やパネライのトゥットネロのルミノールを思わせるブレスレットタイプのセラミックカレラ。
オールブラックの1本にもホイヤー01が搭載され、文字盤もシースルー化されているユニークな1本。
シャネルのJ12もパネライのルミノールトゥットネロも全身ブラックセラミックですが、文字盤はシースルーじゃありませんから、この組み合わせはちょっと珍しい。
45ミリのケースにブレスレットを合わせた、存在をアピールするような1本ですから、デカ厚ウォッチが好きな人にはおすすめですね。
全身黒く大きな腕時計なので、時計と言うよりかはアクセサリーと言った感じにも見えます。
まあ、結構オシャレですよ。
カレラ キャリバー ホイヤー01 クロノグラフ Ref.CAR2A5B.FT6044
そして最後は18Kレッドゴールドのカレラクロノグラフ。
タグホイヤーの18Kモデルはあまり一般的ではありませんが、希少性があっていいと思います。
特にこのモデルで僕が好きなところはベゼルがセラミックではなく、ゴールドむき出しであるところ。
ちょっとしたヴィンテージ感を感じるのは僕だけでしょうか?
ゴールドのケースにはチタンが合わせられていていい具合にブラックとゴールドのコンビが出来上がっています。
タグホイヤーも結構オシャレでゴージャスなカレラを作ってたんですねw
オメガ同様、ゴールド素材を使用した腕時計の印象があまりありませんでしたが、2016年の新作モデルのようです。
基本的にはゴールドモデルは少ないブランドですからね、タグホイヤーは。
まとめ
まとめるとですね、まずキャリバー1887がセイコーベースだったとことに驚いたんですが、それと同時にセイコーもすごいなと感じました。
そんなキャリバー1887をベースにして生み出したホイヤー01を載せた腕時計はタグホイヤーの主要モデルですから、セイコーもちょっとだけでもタグホイヤーに貢献しているんだなと感じたのでした。
そうなると妙にカレラクロノグラフに親近感がわいたわけですが、3本目に紹介したゴールドモデルは本当にちょっとかっこいいw
セラミックベゼルが一般的な昨今ですが、あえてゴールド素材をそのままベゼルに使用しているところにちょっと感動したわけですw
というわけで、タグホイヤーの自社製ムーブメント、ホイヤー01を載せたカレラクロノグラフのおすすめの3モデルでした。